2日目にまず向かったのが日本自動車博物館。ぶっちゃけ、全く興味がなかったのだが、たまたま前日のホテルにここのパンフレットが置いてあったのをUくんが発見。是非行きたいということになったので、行くことにした。
こんな感じに所狭しと世界の名車が並んでいる。繰り返しになるが、正直全く興味が無かったこともあり、普段クールなUくんが、とっても興奮していたことの方がむしろ印象的だった。
唯一気になったのが、「トヨタの広場」のコーナーにあったこの車。
見て分かるとおり1976年製のもので、僕が生まれた頃とほぼ同時期なのだが、こんなような格好をした車の前で赤ちゃんの頃の自分が写っている写真を見たことがあるような気がする。ちょっぴり懐かしさを覚えた瞬間だった。(もっとたくさん写真を撮ったのだが、室内で照明があまり明るくなかったため、ほとんどがピンボケの写真になってしまった。)
次に向かったのが松井秀喜ベースボールミュージアム。
前身の松井秀喜野球の館に行ったことのある方は、この変貌ぶりに驚くはずだ。むしろ、物凄く驚いた。
しかし、展示品のクオリティは今ひとつ。同じ野球選手の記念館なら、落合博満記念館の方がよっぽど楽しめる。その理由の一つは展示されている写真の質。松井ミュージアムでは松井のみが写っているもの多いが、落合記念館は他の選手と並んで撮影されているものが多く、同時期に第一線で活躍した選手の顔ぶれも伺うことができる。もう一つ言うと、解説文。松井ミュージアムでは写真が飾られているのみでほとんど解説文は無いのだが、落合記念館は興味深い解説文が添えられていたように記憶している。
とはいえ、松井ミュージアムは客で溢れかえっているのに対し、落合記念館は閑散としているのは、選手としての魅力の差もあるだろうが、やはり決定的なのはロケーションの違いなのだろう。
ちょっと酷評してしまったが、一番注目したのは、松井秀喜ホームランカード。何と、1993年に制作された1枚目から、その全てが展示されているのだ。メジャーに行ってからも制作され続けているというのは正直知らなかった。
これが伝説の10.8で松井キラーとしてワンポイントで登板した山田喜から放った一発のカード。
その後、富山に移動して昼食タイム。ここでは名物の富山ブラックラーメンを「ラーメン万里」にて食した。
とにかくとてつもなく濃いしょうゆ味。ライスを一緒に注文するのは必須だろう。でも何だかクセになる味。あまり頻繁に食べたいとは思わないが2~3ヶ月に1回ぐらいは食べたくなる味かな。蛇足だが、先日のMUSIC JAPANで、いきものがかりがツアー中に訪れた富山でブラックラーメンを食べたと行っていた。なので、名物であることに間違いないだろう。
最後の目的地は日本一の落差を誇る称名滝。前回行ったのは6年前で、この頃は今のように滝巡りをしていなかった。
時折りセカンドでも登れないような急勾配の坂道を登りつつ駐車場に到着。駐車場から滝までは舗装された道を20分ほど歩く。
徐々に滝の爆音が近付いてきて、ついにそのとてつもなく大きな滝が目の前に現れる。
ハッキリ言ってでかすぎてとても写真に収まるレベルの滝ではない。しかも、この日は曇がかかっていて、滝の上半分ぐらいは見ることができなかった。それでもこのド迫力と大爆音は他の滝と比べられるものではない。これぞNo.1。日本三大瀑布に入るか入らないか際どいポジションにあるこの滝だが、この存在感は他の滝の追随を許さない。なお、滝つぼからかなり離れたところから観瀑するのだが、風向きのせいもあってか水しぶきが半端ではなかった。
ちなみに右側に見えるのは、水量の多い雪解け時期限定でお目見えするハンノキ滝。称名滝が落差350mであるのに対し、ハンノキ滝は落差500mなので、事実上、こちらの方が落差日本一。但し、季節限定の滝ということなので、日本一と認められていないとのこと。前回来たときは時期的な問題でハンノキ滝は出現していなかったので、今回、特に感動が大きかった。
別の観瀑ポイントから撮影した称名滝。称名滝単体ならこのアングルの方が迫力あるし水しぶきがかからないためゆっくり観瀑できるが、ここからだとハンノキ滝は山の陰に隠れて、見にくい。
ということで大満足の北陸旅行は大成功で終了。1,000円効果による渋滞も覚悟していたが、2日目の帰りに東海北陸自動車道で少しだけつかまっただけで、それ以外は全く引っかからなかった。
どっかで見たことのある地名ばかりですな(^^)
返信削除…にしても「片山津温泉」とは…
野球の館はホントに変わったねぇ~。
>hiroshiさま
返信削除そりゃ、北陸旅行の宿の定番と言えば、片山津温泉でしょ~(笑)