2009年6月2日火曜日

北陸珍道中1日目

 津の職場で仲が良い4人組のうち、2人が7月より異動予定(僕は残りますよ)。そこで送別旅行と称して北陸に行くことにした。行き先が、残留する側の僕ではないもう一人(Iくん)の強い希望により決まったのは不可思議なことだが、まあいいだろう。あと、異動予定のうちの一人(Yさん)は急遽行けなくなり、結局は3人で行ったので、本来の目的も達していないが、この3名で行ったことにより、後に紹介する2日目の午前に立ち寄るマニアックなスポットに行けることになったので、結果的に満足度は高まった。

 Yさんを朝の6時になぎさまちに送らなければならなかったため、残るメンバーも巻き添えにして、図らずも6時スタートとなった今回の旅行。結果的にはこのおかげでこの後の行程をスムーズに回ることができ、大正解だったということになる。

 最初の目的地は東尋坊。北陸旅行の定番中の定番である。

 写真に写っているのは、異動予定の友人(Uくん)。

 東尋坊に行ったのは7~8年ぶりだと思うが、何度行ってもここの断崖絶壁には圧倒される。

 一応カメラに収めたが、僕ごときのウデではこの迫力を伝えることはできない。

 ここで昼食タイム。僕自身は、旅行中はひたすら観光地を周りたいタイプなので、食事はサービスエリアや道の駅で簡単に済ませるのだが、IくんやUくんは、食を楽しむのも旅行の大事な要素と考えていたので、敢えて逆らわずにその流れに乗ることにした。

 ということで、行ったのは福井名物ソースカツ丼のお店の中でも老舗で有名なヨーロッパ軒。我々にとってこの食べ物は「福井名物”ソースカツ丼”」だが、メニューにあるのはあくまでも”カツ丼”。要するに福井では”カツ丼”といえば、このスタイルということらしい。我々が想像するようなカツ丼は、福井ではタマゴカツ丼とでも表現するのかな。

 次に行ったのは、これまた定番の千里浜なぎさドライブウェイ。

 ここも7~8年ぶりに行ったのだが、何度見ても不思議な光景。どこまでも続く(実際には終わりがあるが)真っ直ぐな砂浜の道は、大きな開放感に包まれる。

 1日目最後は、定番の極みとも言える兼六園。所詮は単なる日本庭園であり、僕自身はあまり好きではなかったのだが、IくんとUくんは北陸に行くのが初めてであり、わざわざ北陸に行ったのに兼六園に行かなかったというのは、後々後悔することになるのではないかと思って、無理やりコースに組み込んだのだが、これが意外にも大正解。これまで何度も来ているものの何とも思わなかったこの場所だが、今回は随分と感銘を受けた。人間、年を取ると感性も変わっていくものなのかな。

 とても立派な根上松

 時雨亭という建物では、こんな庭園を眺めながらお茶を飲むことができる。

 こんな感じで1日目は終了。夜は定番(?)の片山津温泉へ。以前にお世話になったことのある加賀観光ホテルは予約が一杯だったので、ホテル古賀乃井に宿泊した。料金が周辺のホテルと比べると格安だったので心配だったが、お風呂がちょっとショボイこと以外はとても良かった。むしろ食事は豪華すぎるほど盛りだくさんで大満足だった。

 食後は定番(←しつこい)の酒盛り。飲んだくれて、倒れるが如くそのまま就寝した。(2日目へ)

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