2010年10月31日日曜日

2010年10月MSVランキング

1位 : Dear Snow (嵐)
2位 : もっと強く (EXILE)
3位 : I Wish For You (EXILE)
4位 : 好きで、好きで、好きで。 (倖田來未)
5位 : 宇宙飛行士への手紙 (BUMP OF CHICKEN)
6位 : 君に届け (flumpool)
7位 : Gee (少女時代)
8位 : Virgin Road (浜崎あゆみ)
9位 : crossroad (浜崎あゆみ)
10位 : L0ve Rainbow (嵐)

 3組がダブルエントリーを果たすという珍しいランキングになった10月だが、それでもそれを制したのは指定席の嵐。これで記念すべき10作連続の1位獲得。圧倒的な強さだ。

 一方で、西野カナの連続ランクイン記録は10ヶ月でストップ。11月に新曲リリースが控えているので、来月は再びランクインするか。

 flumpoolは意外にも今回が初のランクイン。前月のWEAVERと共に、音楽界に新しい風を吹かせている。

2010年10月30日土曜日

50人規模の同期会

 昨晩は、現在僕が勤務しているビル限定の同期会があった。同期会なので、当たり前だが、同期入社のメンバー限定の集まりである。

 最大でも20名ぐらい集まれば大成功だろうと思いながら会場に到着してみると、なんと、参加者は50名近く。すげぇ。こんなに同期って居たんだ。ちなみに幹事に聞いたところ、声を掛けたのは100名ぐらいとのこと。今のビルだけで、そんなにも同期が居ることに驚いたし、50%という出席率の高さも驚愕だ。

 古くからの友人も居れば、かなり久しぶりに再会した人も居たし、普段から業務で関わっているにもかかわらずこの日まで同期だと知らなかった人も居た。昔話はもちろん、仕事で困っていることを話し合ったり、楽しくもあり充実した飲み会だった。これだけの会を取り仕切ってくれた幹事さんにはスペシャル感謝である。

 当初は1回限りの同期会の予定だったのだが、あまりにも盛り上がったので、年明けに第2回が開催されることが決定。やはり同期の繋がりというのは、かけがえのないものである。

2010年10月29日金曜日

ドラフト雑感2010

 今年も運命のドラフト会議が終わった。話題を集めた斎藤は日本ハム、大石は西武、澤村は巨人へ行く。

 日ハムと西武はクジ運がやたらいい気がする。記憶に新しいところでは日ハムは中田、西武は雄星と、いずれもその年の目玉選手を獲得している。気が向いたら、近年のドラフトにおけるクジの勝率でも調べてみようかな。

 巨人の澤村はできすぎ。何と言っても巨人に”澤村”姓の投手が入団したのである。期待するなという方が無理な注文。ただでさえ巨人のドラ1は周囲からの注目度が高くプレッシャーがかかるだろうが、今回ばかりはそれだけでは済まされない。でも、その重圧をはねのけて大活躍をしてもらいたい。言わずもがな、将来狙うは沢村賞だ。

 残念ながら三重スリーアローズからの指名はゼロ。桑島あたりは、育成枠ならあるいはと思っていたが、やはり甘くない。ちなみにアイランドリーグからは6選手、BCリーグからは1選手、カンドクからは2選手が指名された(いずれも育成枠含む)。JFBLのみゼロ。寂しい結果だ。

2010年10月28日木曜日

鳥取出張

 今日は鳥取へ出張だった。プライベートでは8年ぐらい前に行ったことがあるが、仕事で鳥取に行くのは今回が初めて。

 大阪から鳥取へはスーパーはくとなる特急を利用する。所要時間は2時間半弱。大阪からだと東京まで行けちゃいそうな時間だが、そんなことに気付いてはいけない。

 この特急、けっこう揺れる。缶コーヒーが何度かこぼれかけたぐらい。まあ、在来線の特急なんてめったに乗らないし、この手の高速鉄道は新幹線ぐらいしか比較対象が思い浮かばないので、それに比べれば揺れるのは仕方ないのかも知れないけど。

 出張の目的は、14時スタートの社内の打合せ。しかしながら、都合のいい時間の電車がなかったので、鳥取にはけっこう早めに到着。おかげでゆっくりと昼食を楽しむことができた。

 昼食は、「海鮮問屋村上水産鮮魚部」でいただくことに。ここのランチが実に美味い。ウニいくら丼を注文したのだが、特にいくらのプリップリ感がたまらなかった。これは絶対オススメ。鳥取に行った時には、是非とも御賞味あれ。

 打合せは、同行した後輩がうまく立ち回ってくれたおかげで、つつがなく終了。後輩と言っても、この職場経験としては、大先輩ではあるけども。

 帰りの電車まで1時間ほどあいたので、先方と軽く飲むことに。これもまた出張の醍醐味。相手方には検定マニアの方がいらっしゃるということで、今度は鳥取砂丘検定を受けるとか。なるほど、これね。さすが鳥取。それにしても、色んな検定があるものだ。

 こうして鳥取出張は終了。帰りは、積み重なった疲労と、適度なアルコールと、心地よい電車の揺れという三重奏で、爆睡するつもりだったのだが、不思議と目を瞑っても全然眠くならない。不思議。やはり、ストレスからか体のどこかで異変が起きているのだろうか。

2010年10月23日土曜日

日本シリーズ予想2010

 順位予想ほど確率は低くないはずなのに、こちらもちっとも当たらない日本シリーズ予想。ちなみに昨年は4勝1敗で巨人と予想したが、ご存知の通り、結果は4勝2敗で巨人ということで、はずれ。今年は当たるか。

 そこで、今年の日本シリーズ予想だが、今年は長々と理由を書かない。シンプルに中日の4タテと予想。セ・リーグ優勝チームとパ・リーグ3位のチームがあたるのだから、それぐらいの力の差を見せつけてもらわないと困るというものだ。

2010年10月22日金曜日

スリーアローズ1年目を振り返る

 三重スリーアローズの1年目が終わった。ここでは、各選手にスポットを当てて、この1年を振り返ってみたい。

洪成溶 29試合 12勝5敗1S 2.22
 説明不要の絶対的エース。重ねた12勝は、チームの勝ち星の55%。もちろんダントツでリーグ最多勝。マウンドでの存在感もバツグンで、もはや独立リーグでは向かうところ敵なし。NPBへ進む日も近いか。

桑島 51試合 .281 2本 9点
 不動のトップバッター。打席に入る前のバットを突き出す構えは、子供なら一度は真似したくなるだろう。少し化ければ西武の片岡クラスになりそうな潜在能力はある。この選手もNPB入りを期待したい。

美濃 53試合 .267 0本 38点
 開幕4番も、直後の大スランプで打率は1割台に低迷。それでも何とか持ち直し、最終的には打点王に輝いたのだから、さすがは主砲である。ただ、ホームランを一本も打てなかったのは物足りない。

大島 29試合 3勝5敗5S 3.54
 サブマリンストッパー。長打を浴びるシーンも目立ったが、芸術的な遅いボールで打者を翻弄するシーンの方が印象深い。安定感が増せば、NPB入りも夢ではない。

末永 11試合 2勝4敗0S 2.00
 途中入団(6月17日)の末永は、チームで唯一のNPB経験者。勝ち星には恵まれなかったが、安定したピッチングでローテーションを支えた。

治下 33試合 .250 2本 17点
 こちらも途中入団(6月1日入団)の長距離砲。本数のレベルは低いが、それでも一応リーグのホームラン王である。この選手が入ったことで打線に軸ができた。

宮田 54試合 .317 0本 10点
 俊足が武器の遊撃手は、チーム唯一の3割バッターでリーグの首位打者。雑な守備を見せたかと思うと、驚くようなファインプレーも飛び出す意外性。堅実な守備力を身に付けることが課題か。打順が定まらなかったのも負担になっていたかも。

奥脇 54試合 .268 1本 22点
 目立たずとも、宮田と並んで、チームで二人しか達成していない全試合出場を果たした。1年間通して波が少なく、計算できる選手。ただ、惜しくも今シーズン限りで退団。

川咲 51試合 .204 1本 15点
 恐らく、ファンからの最も大きな期待を背負って開幕を迎えた選手。開幕3番を勝ち取るとシュアなバッティングでシーズン序盤を引っ張るも、夏ごろから大不振に突入。苦しんだ一年だった。シーズン終盤には復調気味だったので、来季に期待。

北村 34試合 .240 0本 5点
 途中入団(6月3日入団)。この選手が2番センターに定着してから、スリーアローズの快進撃は始まった。つなぎ役として今シーズンの陰のMVPと言っても過言ではない。

前田 47試合 .248 0本 6点
 初代キャプテンとしてチームを支えるも、成績は振るわず。まずはレギュラーを取り戻したいところ。

野田 42試合 .263 0本 7点
 開幕スタメンは北園に譲るも、徐々に打撃が上向きになり、後半戦は完全にレギュラー。西武の細川のようなバント打法が印象的。

石原 16試合 2勝3敗0S 4.58
 右のエースとして開幕第2戦の先発を任せられるも、1回2/3で6失点という大炎上。それからすると、よく立ち直った。来季こそ、右のエースの称号を確実なものにしたいところ。

二口 48試合 .171 1本 9点
 勝負強い打撃を見せたこともあったが、全体的には低調な成績に終わってしまった。個人的には一番期待していた選手なだけに、残念。

倉崎 29試合 3勝5敗5S 3.54
 先発にリリーフにチームを支えた右腕は、終わってみれば、チームNo.2の投球回数。優勝決定試合での17球は感動的だった。

計倉 26試合 .176 0本 3点
 力自慢の代打の切り札は、シーズン後半で特に威力を発揮した。来季はポジションを奪い取りたい。

奥本 34試合 .178 0本 4点
 内野のユーティリティプレイヤー。桑島のケガ、川咲の不振など、数々のピンチをリザーブプレイヤーとして支え、チームに不可欠な存在だったが、残念ながら今シーズンでチームを去る。

村上 11試合 1勝2敗0S 3.86
 チーム最年少の変則右腕。開幕直後は頼りないピッチングだったが、シーズン最終戦で見せた投球は、球威があり頼もしかった。若いだけに一年で随分と成長するものだ。来季は先発の柱として期待。

北園 46試合 .220 0本 7点
 開幕スタメン捕手も、徐々に野田に出番を奪われた。来季、取り返すことができるか。

石田 41試合 .200 1本 3点
 堅実な外野守備で、主に試合終盤からの登場が多かったが、実はチーム第一号のホームランを放った石田。パンチ力もある。

紙井 7試合 0勝1敗0S 2.19
 途中加入(6月6日入団)も目立った戦力になれずに一年が終わってしまった。優勝決定試合で先発したのが、唯一の見せ場だったか。

河田 10試合 1勝0敗0S 8.18
 この選手も途中加入(5月20日入団)。目立った活躍もなく、今季でチームを去る。

近藤 21試合 .250 0本 4点
 僕が三重を離れる間際に入団(6月24日)した選手なので、あまり印象に残っていないこの選手。来季は活躍できるか。

奥出 9試合 0勝1敗0S 5.73
 登板機会が少なかった右腕。26歳と独立リーガーとしてはベテランの域に達してきているので、正念場だ。

この他、途中退団の選手も、成績だけご紹介。
辻西 5月4日退団 出場せず
山本晃 5月5日退団 5試合 .167 0本 0点
阿部 5月31日退団 10試合 .100 0本 2点
山本祥 6月10日退団 出場せず
西村 6月23日退団 1試合 0勝0敗0S 0.00
横井 7月11日退団 13試合 .063 0本 0点

 そして、もちろん、初代監督の松岡監督、そして初代コーチの藤波コーチ、前原コーチも忘れてはいけない。(松岡監督は8月6日に退団。)

 来季はどのような布陣で戦うのか、そもそもちゃんとしたリーグ戦が行えるのか、まだまだ不確定要素は多いが、こんなに素晴らしい選手がそろっているチームなのだから、来年も躍動する姿をみたいものだ。

2010年10月21日木曜日

帰省ルート

 これからしばらく、頻繁に帰省することになりそう。そうなると、最適なルートを見出したくなるのが人情というものだ。

 現住所の八尾市から、実家の春日井市に帰るルートは、主に二つ。新名神ルートと名阪国道ルートである。共に所要時間はほぼ同じ。それならば、時間以外の条件で、どちらが最適なのか見極めることになる。

・新名神ルート
 八尾の自宅からインターまでのルートに飲食店やコンビニが多く、何かと便利。しかしながら、行程の大半が関西エリアを走るので、気が滅入る。

・名阪国道ルート
 八尾の自宅からインターまでのルートにお店が少なく、ちょっぴり不便。しかしながら、行程の大半が住み慣れた三重なので、知っている地名も多く、落ち着く。

 うん。どう考えても、名阪国道ルートを採用ですね。

2010年10月20日水曜日

燃えよドラゴンズ

 ロッテの日本シリーズ進出が決まった。

 3位同士の日本シリーズには、絶対にしてはいけない。

 これは、70年以上続く、日本プロ野球界への冒涜である。

 かねてからこのブログで書いているように、僕は熱狂的なジャイアンツファンであり、それこそ四半世紀にわたって巨人を応援してきたが、今回ばかりは腹をくくった。

 まだ、ホークスが勝ち進んでいれば、こころのどこかで巨人を応援する気持ちも残っただろうが、今は、もう、そんな気持ちは微塵もない。

 3位同士の対決と言うバカバカしい日本シリーズなんて、あってはならない。

 ドラゴンズよ。

 巨人はもちろん、ロッテも軽く蹴散らしてくれ。セ・リーグ優勝チームの誇りとともに。

 あ、でも、巨人はロッテより弱いのかどうか、日本シリーズという舞台で確かめてみるのも一興かな。

2010年10月19日火曜日

バリウム初体験

 先日、会社で健康診断があった。今回は節目検診と言うことで胃のレントゲンをとった。そう、噂に聞くバリウムである。

 これが人生でバリウム初体験。

 繰り返すが、色々と噂には聞いていたので、かなりビクビクしながら検診用の車輌に乗り込む。

 そしてバリウム体験。

 まずは粉状の発泡剤を水で流し込むのだが、聞いていたとおりゲップが出そうになる。いや、むしろ小さいゲップは出たと思うが、まあ、それは出なかったこととしてそのままスルー。このせいで、ちゃんとした結果が出なかったらどうしよう。

 直後、バリウムを飲む。これがいやな感じでドロっとしてて、とても気持ち悪い。それでも飲む。

 まあ、ここまではある程度は想定内だったが、その気持ち悪い状態で、検査台に乗って、指示に従い、右に左に体を回転させたり、仰向けになったり、うつぶせになったり。こんなに大変だとは思わなかった。

 おかげで気持ち悪さは増し、この日は一日完全にグロッキーだった。

 バリウムがお腹の中で固まらないように下剤を飲まないといけないし、胃の悪いところがないか調べるための検査なのだろうが、むしろ体に悪いことをしているのではないかと思った、そんなバリウム初体験だった。

2010年10月18日月曜日

AUGUSTA CAMP ~Extra~ in 東大寺@東大寺大仏殿前

 寒かった。

 奈良の夜の冷え込みをバカにしてはいけない。大阪と同じだと思ったら大間違い。

 東大寺でのライブと言うアンマッチな空間に魅了され、その場所に相応しいセットリストで、100%満足できたのだが、この環境とこの音楽なら、120%満たされることもできたはずなので、寒さ対策を怠ったのは大失敗だった。この時期の奈良の夜は、半袖では無理。

 会場が東大寺大仏殿前ということで、ホールとかではないので、持ち物チェックが全く無かったどころか、公演が始まるまでは撮影自由というのが普通のライブとの違い。こんなことは想定してなかったので、カメラは持って行ってなかったが、携帯電話のカメラで撮影しておいた。

 不思議な空間になっていることが、少しはイメージしてもらえるかな。

 ということで、ライブ開始。最初に住職による簡単な説法から始まったのも東大寺ならでは。ちなみに、前日、さだまさしのライブが同じ場所であったらしく、その日と比べて年齢層がだいぶ若いと仰っていたが、それでも充分、高かった。僕でも、この日の平均年齢より下だと思う。

○オープニング (オールキャスト)
M01.星のかけらを探しに行こう Again

 いきなり、オフィスオーガスタの象徴的なナンバーでライブスタート。とってもいい曲で、いつまでも聴いていたいところ。

○さかいゆう
M02.ウシミツビト
M03.ストーリー
M04.週末モーニン
M05.train

 昨年も長島のAugusta Campで聴いたが、昨年との違いは、「ストーリー」がスマッシュヒットした後ということ。一曲でも聞き覚えのある曲があると、オーディエンスのノリが違う。この人、歌声は透き通っていて気持ちいいのだが、厳粛な東大寺前ということを差し引いても、MCの声が小さすぎ。ほとんど何を言っているのか分からなかったのは、ちょっと残念だった。

○杏子
M06.マッチ売りのシンデレラ
M07.色派
M08.青猫
M09.幕末wasshoi

 ヒット曲があるわけでもないのに、圧倒的なパフォーマンス。歌唱力、観客を乗せるMCトーク、醸し出すオーラと、どれも一級品。さすがはベテランである。何か、プロフェッショナリズムみたいなものを感じた。

○スキマスイッチ
M10.ゴールデンタイムラバー
M11.ガラナ
M12.アカツキの詩
M13.さみしくとも明日を待つ
M14.願い言
M15.奏
M16.全力少年

 これまで座っていた観客が、一気に総立ち。一部の心無い人たちが、前の方の空いているスペースへなだれ込んでいくマナー違反もあったが、それはそれ。普通のホールとは異なる異空間だったし、一部の芝生席はそもそも指定席ではなかったので、まあよしとしよう。そんなマナー違反も、寒さも、全て吹き飛ばすような7曲だった。

 最初はアッパーな曲で盛り上げ、途中、彼らの真骨頂とも言えるバラードを響かせ、そして全力少年で仕上げる。まさにパーフェクト。これまでに色んなミュージシャンのライブに行っているが、その中でもスキマスイッチのライブの楽しさは、トップクラスだと思う。

○アンコール (オールキャスト)
EN1.惑星タイマー

 スキマスイッチがメインのAUGUSTA CAMPなら、もちろんこの曲が欠かせない。

 ということで、寒いながらも大満足でライブ終了。客入りが少なくて空席が目立ったのが気になったが、あまりプロモーションされてなかったし、野外フェスの割には18:30開演と、遅めの時間で、規模が小さめだということが容易に想像できる内容だったので、そうなってしまったのか。

 でも、そんなことは関係なく、とっても楽しいライブだった。と同時に、知らず知らずのうちに、自分がスキマスイッチの大ファンになっていることに気付かされたライブでもあった。今更だけど、3年前にリリースされたベスト盤を購入して、じっくり聴いてみたいと思う。

2010年10月17日日曜日

独立リーグ観戦記 ~プライドぶつかる最終戦~

 2010.10.16 大阪ゴールドビリケーンズ×三重スリーアローズ@住之江公園野球場
三重 003 217 010│14
大阪 100 001 000│2

 ついに今シーズン最終戦を迎えたJFBL。来年度以降の見通しはたってないので、もしかしたらリーグとしての最終戦になるかも知れないこの試合。それはファンもみんな知っている。だからこそ、優勝が決まった消化試合であるにもかかわらず、選手もスタンドも、チームとしてのプライドがぶつかり合うような熱い思いが交錯していた。ところが、そのぶつかり合う思いとはうらはらに、試合展開は一方的なものになった。

 スタメンはこちら。

 スコアボードの故障のためか、大阪の投手が表示されていないが、先発土肥。

 先発村上があっさりと初回に失点したものの、優勝チームの余裕からか、スタンドに悲愴感はない。というのも初回には北村のスリーベース、2回も野田のツーベースで、得点圏にランナーを進めていたので、得点の予感があったからだ。

 そして3回。ヒットと四球でチャンスを作ると、3番宮田がライト線へ同点タイムリーツーベース。ここからスリーアローズの怒涛の攻撃が始まる。

 4回には途中出場の二口が鮮やかなタイムリー。5回はキャプテン前田がレフトオーバーのタイムリーツーベース。毎回の得点シーンに、スタンドからはチャンステーマが途切れない。お祭り騒ぎとはまさにこのこと。

 そして、歓喜の6回。途中出場の悩めるヒットメーカー川咲が放ったライトオーバーのツーベースから打線が止まらない。この回4点を失ったところで、たまらず大阪は石毛をマウンドに送り何とかツーアウトまでこぎつけるが、打者一巡してこのイニング二度目の打席となる川咲が走者一掃の3点タイムリースリーベースを放つと、スタンドの興奮は最高潮。もちろんチャンステーマの大合唱は止まらない。

 最後はエース洪成溶が登場し、圧巻のピッチングで2イニングをしめ、ゲームセット。スリーアローズファンとして、満足度が極めて高い最終戦となった。

 なお、最終戦のファンサービスを兼ねてなのか、この試合では村上と西浦がスタメン出場。残念ながらヒットは、村上のボテボテの内野安打のみだったが、楽しませてくれた。

 試合終了後、リーグ閉幕のセレモニー。大阪はチームの存続すら危ぶまれている状況だが、必ず野球をできる環境を残すと力強く挨拶をすると、両チームのファンから温かい声援が飛び、僕自身も少し感動して涙しそうになった。

 この試合の観客数は公式発表では486人だったが、もっと居たような気がするし、それ以上の盛り上がりを見せていた、そんな試合だった。

 これにて、僕自身、ハマリにハマッた三重スリーアローズの一年目が終了。公式記録が公式サイトで更新されたら、記録と共にこの一年を振り返ってみたいと思う。

2010年10月16日土曜日

NO MUSIC, NO LIFE

 カーステレオで音楽を流しても一緒に歌おうと思わない。

 テレビの音楽番組を見ても、口ずさもうと思わない。

 通勤電車で、音楽プレイヤーを使いたいと思わない。

 そんな最近。随分と追い込まれてきている気がします。大丈夫なんだろうか。

 今週末は、ライブに行く予定なのだが、果たして楽しめるだろうか。

2010年10月15日金曜日

セイバーメトリクス2010

 レギュラーシーズンが終わったので、これも紹介しないわけにはいかない。記録マニアとしては見逃せない今年のセイバーメトリクスランキング。例年通り、打者は100打席以上、投手は30イニング以上をボーダーとしてランキングする。

 まずは、元祖セイバーメトリクス「出塁率」

 1.和田.437 2.青木.435 3.カブレラ.428 4.西岡.423 5.井口.412 6.田中賢.408 7.糸井.407 8.栗山.400 9.ホワイトセル.399 10.森野.399 11.平野.399 12.平尾.398 13.マートン.395 14.ハーパー.395 15.小笠原.394 16.鉄平.391 17.フェルナンデス.387 18.中島.385 19.田中浩.385 20.荻野貴.383

 12球団No.1は和田。また、今季、途中加入して、チームを引っ張ったホワイトセル、ハーパー、フェルナンデスが高出塁率を残した。来季、開幕からこの活躍を見せれば、チームの順位は更に上がるだろう。

 続いて、今やセイバーメトリクスの代名詞とも言える「OPS」。

 1.和田.1.061 2.カブレラ.997 3.ホワイトセル.991 4.ハーパー.990 5.阿部.976 6.小笠原.953 7.ラミレス.951 8.青木.944 9.森野.937 10.T-岡田.933 11.畠山.931 12.フェルナンデス.925 13.多村.924 14.西岡.904 15.ブラゼル.902 16.中島.896 17.マートン.894 18.井口.889 19.糸井.889 20.平尾.875

 こちらも12球団No.1は和田。ただ一人驚異の10割超え。セ・リーグのホームランキングを最後まで争ったブラゼルだが、総合力としてはそれほどでもなかったようだ。

 もう一つ、これまでは掲載してなかった「RC27」を今回はご紹介。計算式は複雑なので割愛するが、打力・選球眼・走力など、野手として求められる得点創出能力を数値化した、まさに野手としての総合力を測る指標だ。

 1.和田.10.05 2.青木8.87 3.カブレラ8.73 4.ホワイトセル8.54 5.ハーパー8.15 6.小笠原8.07 7.阿部7.91 8.西岡7.81 9.森野7.58 10.多村7.37 11.フェルナンデス7.35 12.井口7.34 13.糸井7.34 14.マートン7.32 15.畠山7.30 16.ラミレス7.12 17.T-岡田7.10 18.鉄平7.02 19.田中賢6.94 20.中島6.76

 この指標でも和田がトップ。これでセイバーメトリクス三冠王達成。2010年のプロ野球界において、最高のバッターだったと言える。

 続いて投手部門。

 まずは、投手部門のセイバーメトリクスの代名詞といえる「WHIP」。

 1.ファルケンボーグ0.76 2.宮西0.88 3.浅尾0.88 4.林昌勇0.90 5.林(F)0.95 6.攝津0.95  7.森福0.97 8.朝井0.97 9.榊原0.99 10.前田健1.02 11.建山1.02 12.成瀬1.04 13.ダルビッシュ1.05 14.MICHEAL1.07 15.武田勝1.08 16.松岡1.09 17.久保田1.09 18.牛田1.10  19.馬原1.10 20.シコースキー1.11

 1位のファルケンボーグをはじめ、短いイニングを全力で抑えるリリーフ陣に有利にはたらくこの指標だが、驚くのは朝井。来季は開幕からこの力を見せて欲しい。MICHEALは昨年のダメな印象が強いが、今年は安定したピッチングを見せていたことが分かる。

 続いて、投手の総合力を測る「DIPS」。

 1.ファルケンボーグ0.91 2.青山2.09 3.ダルビッシュ2.13 4.宮西2.23 5.浅尾2.39 6.平野(Bs) 2.42 7.馬原2.44 8.攝津2.46 9.建山2.47 10.藤岡2.66 11.榊原2.70 12.岩瀬2.70 13.小林宏2.72 14.杉内2.78 15.岸田2.83 16.朝井2.86 17.能見2.86 18.伊藤(M)2.89 19.林昌勇2.97 20.甲藤3.03

 これも12球団No.1はファルケンボーグ。意外なところでは青山。SBM48は全員がTOP20に入っており、いかに強固なリリーフ陣なのか伺える。

 最後に、最近注目されてきている「K/BB」。文字通り奪三振÷与四球で算出されるもので、僕自身は、三振が多ければいいってものではないと思っているので、あまりいい指標だとは思っていないが、野球界では注目されてきている指標なので、無視はできない。

 1.ファルケンボーグ10.38 2.浅尾7.50 3.松岡6.27 4.成瀬5.65 5.武田勝5.58 6.西村5.46 7.宮西5.44 8.建山5.36 9.山口(G)5.31 10.榊原4.91 11.ダルビッシュ4.72 12.押本4.67 13.小野寺4.67 14.館山4.67 15.吉見(D)4.60 16.青山4.50 17.森福4.50 18.能見4.38 19.金子千4.32 20.岩隈4.25

 これもファルケンボーグ。セイバーメトリクス三冠王ということで、2010年のプロ野球界で最高の投手はファルケンボーグだったと言えよう。

 ということで、これから迎えるはずの中日vsソフトバンクの日本シリーズは、2010年プロ野球の最高の打者vs最高の投手の対決が見れるということになるし、当然この対決が勝敗を左右することになるだろう。絶対注目の和田vsファルケンボーグ。これでシリーズの行方が決まる。

2010年10月14日木曜日

プロ野球順位予想2010の結果発表

 気付いたら、レギュラーシーズンが終わってた。恒例なので、シーズン始めに行った順位予想を振り返る。

 ちなみに、今シーズンの予想はこちら。
 「セ・リーグ
 「パ・リーグ

 では、セ・リーグから。
 予想:1巨 2中 3広 4横 5神 6ヤ
 結果:1中 2神 3巨 4ヤ 5広 6横

 見事に外した。それでも、中日と巨人は戦力差は、随分と感じたものの、ゲーム差としては1.0差と、数字上は紙一重。なので、外したと言っても惜しい外しかた。一方で、阪神は大ハズシ。打線につなぎ役がいないため、線として機能しないと予想したのだが、確かにシーズン終盤の大事な試合ではその通りの戦いぶりも見せたが、全体的には強力打線に引っ張られ、好成績を残しのが誤算だった。

 続いてパ・リーグ。
 予想:1ロ 2日 3西 4楽 5ソ 6オ
 結果:1ソ 2西 3ロ 4日 5オ 6楽

 こちらも見事なハズシっぷりだが、ソフトバンクの5位予想が特にヒドイ。実績充分でありながら、ピークを越えた選手がほとんどだと予想して、概ねその通りになったのだが、SBM48による鉄壁のリリーフ陣誕生までは予想できなかった。

 毎年言っていて、でもなかなか実現できてないが、来シーズンこそは12球団的中させたい。

2010年10月13日水曜日

支え

 明日で定期が切れる。

 それに気付いた今日の帰り道。朝はどうしても慌しくなるので、更新手続きするなら今日しかない。

 いつものサービス(?)残業を終え、自宅最寄り駅に到着したのは23時過ぎ。こんな時間に定期の更新手続きなんてできるんだろうか?

 改札を通り、そこで目に飛び込んできたのは定期券の自動販売機。もちろん動いており、無事に更新手続き完了。明日の朝に少し早めに家を出て手続きしなければいけないと思っていたので、これはとてもラッキーである。こんなにラッキーなことはない。

 夢も希望もなく、ただひたすら絶望しか広がっていない毎日にあっても、一日ひとつぐらいはいいことがあるものだ。それを支えに明日も明るく元気に生きていこう。

2010年10月12日火曜日

第13回安濃津よさこい

 安濃津にハマって4年目。今年ももちろん行ってきた。さすがに二日間行く元気は無いので、日曜日だけの参加だったが、それでも充分楽しめた。

 今回、改めて感じたのは津新町会場の楽しさ。メインステージは演舞を披露しているだけという様相が強いが、津新町会場は踊り子と観客の距離が近いので、一体感があるし、他のチームとのコラボレーションもあったりと、ハプニング性もあって、飽きさせない。津新町会場、オススメである。
 すずフェス連合「有頂天」。すずフェスの総おどりの曲を、すずフェスに参加するチームが連合チームとなって演舞。周りを巻き込み、かなり盛り上がった。

 三重情熱組。毎年、圧倒的な人数で迫力満点の演舞を披露。

 魂舞。他の学生チームと比べると知名度は低いが、なかなか良かった。

 極津。今年の曲は、明るくて遊び心があって、とっても印象的だった。

 だったらあげちゃえよ。人気No.1チームということもあって、観客の数が一気に膨れ上がった。

 ちなみに、気になる順位はこちら。

大賞:極津
準大賞:笑楽 -eraku-
3位:だったらあげちゃえよ
4位:花昇舞
5位:三重情熱組
6位:よさこい炎舞連「神陽~sin~」
7位:天狗ぅ
8位:東紀州踊走会
9位:神鬼龍
10位:めっちゃええやんず

 今年は、例年以上に、差が無かったように思える。どこが勝ってもおかしくなかった。

 ということで、今年の安濃津よさこいはこれで終了。来年以降も行きたいところだが、三重生活は、あくまでも過去の楽しかった思い出であり、安濃津に行ったところで、あの頃の日々が戻ってくるわけではない。現実の辛く厳しい大阪生活と真正面から向き合うためにも、もう安濃津よさこいに行くのは、今回限りにした方がいいんじゃないかと思った、そんな今回の安濃津よさこいだった。

2010年10月11日月曜日

ミラクル可夢偉

 信じられない走りだった。

 日本GPでの可夢偉のオーバーテイクショーは圧巻。あんな走りは見たことない。現地に居れなかったのはとても残念だが、テレビ観戦ながら、鳥肌が立ったのは久しぶりだった。

 来年、ヘアピンのチケット争奪戦は、し烈を極めるだろう。

○ミラクル可夢偉のオーバーテイクシーンプレイバック
 ・14周目 アルグエルスアリ
 ・18周目 スーティル
 ・44周目 アルグエルスアリ
 ・51周目 ハイドフェルド
  ※全てヘアピンでのオーバーテイク!

2010年10月8日金曜日

バスか電車か

 路線にもよるだろうが、一般的にはバスの時刻表というのは、目安ではあるものの、多少の遅れが発生するのは、想定の範囲内だと考えている人が多いだろう。

 しかし、電車は、一般的にはそうではない。

 そうではないと思っていたのだが、大阪に来てからというもの、最低でも週に1度は、5分以上の遅れに遭遇している。極めつけは今週で、ここまで毎日ダイヤに乱れが。

 どうやら、大阪では、電車の時刻表も、あくまでも目安として認識していた方が、良さそうである。

2010年10月7日木曜日

一難去らずにまた一難

 いやはや、なかなか厳しい局面を迎えてきました。2010年、大いなる試練の年ですね。

 前半は楽しかったはずだけど、もう、その頃のことなんて思い出せんよ。

2010年10月5日火曜日

ファイアーエムブレム

 それなりに歴史のあるシリーズのゲームだと思うが、今更ながらファイアーエムブレムというゲームを始めて経験している。

 何せ、一度死ぬと二度と生き返ることのないこのゲーム。ゲームの世界では何らかの手段で復活できるのが一般的なので、その分、このゲームは緊張感が高い。シミュレーションゲームなので瞬発的な判断力は必要とされないが、それでも一つの判断ミスが命取りになるので、かなり慎重な戦術が要求される。

 しかして、1つの章をクリアするごとに、ほぼ一人は失っていっているのだが、このゲームの性格上、このペースでいいんでしょうね、多分。

2010年10月4日月曜日

それはあなたの専売特許

 あまりにも面白いニュースだったので、敢えて全文転記。

 「原監督「ポップフライ病」坂本へ無言の激励」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 巨人の坂本はここ4試合で1安打と調子を落としている。3日、川崎市のジャイアンツ球場での練習では、フリー打撃で左足を上げずに打つなど不振脱出へ工夫を重ねた。

 坂本は4試合の計19打席のうち、12打席でフライを打ち上げて凡退している。原監督は2日の試合後に「気になるのは坂本のポップフライ病」と話し、この日は直接指導をせずに見守った。

 坂本は「何か変えないといけない。内容が良くなるように集中してやるだけ」と話した。原監督の無言の激励に応えられるか。

 確かに、最近の坂本のポップフライぶりは目を覆う。でも、原さんが「ポップフライ病」なる言葉を使っちゃいかんでしょ。プロ野球ファンが100人いたら、多分、100人ともそう思ったと思う。

2010年10月2日土曜日

ティッシュ配り

 三重に住んでいた頃には滅多に出会わなかったティッシュ配りだが、大阪では自宅近くのわりとさびれた駅でも遭遇するので、まあその辺が、やはり大阪はモノが違うなと思うわけである。

2010年10月1日金曜日

独立リーグどこへ行く

 今年発足したばかりのJFBL(後日追記:リーグ活動休止のためサイト閉鎖)だが、僅か1年にしてリーグが休止することが発表された。

 「ジャパン・フューチャーベースボールリーグ 2011年度について」(後日追記:リーグ活動休止のためサイト閉鎖)

 また、関西独立リーグは資金難などが理由でNPO法人化され、四国・九州アイランドリーグの長崎セインツも同様に資金難から来年度からのリーグ脱退が決まるなど、2005年にスタートし、これまで何とか運営をしてきた独立リーグだが、曲がり角に来ている感がある。

 一番の原因はNPBとの共存の難しさだろう。ファンは当然レベルが高くて知名度も高い野球を観たいのだから、NPBのチームがある都市の場合は、ファンの興味は当然そっちに向く。関西独立リーグのチームは、和歌山はともかくとして、あとは大阪・神戸・明石なので、完全に阪神・オリックスの地域と重なる。四国・九州アイランドリーグの福岡レッドワーブラーズが2009年を最後に撤退したのも同様の要因だろう。

 逆に四国はNPBのチームはないし、北信越も同様。こういった地域でないと、独立リーグが根付くのは難しい。

 そして、三重スリーアローズ。ドラゴンズのお膝元と言いつつも、名古屋からは距離もあり、簡単には観戦にいけない距離。なので、地理的な面で言うと、成功する可能性は高い。ただしネックは対戦相手。来年度、四国・九州アイランドリーグへの本格参戦も噂されるが、距離が離れているため、お互いにとって遠征費用もバカにならない。ここへの加盟は、あまり得策ではないように思える。

 地理的なことを考えると、NPBのチームがなくて、ほどよく近い、奈良・京都・滋賀ぐらいで、中部・近畿リーグを立ち上げるのが最もいいように思えるが、それこそゼロからの立ち上げになるので、簡単にはいかないよなぁ。