今週末からいよいよ始まる真の頂上決戦。昨シーズンは直前に4勝3敗で西武と予想しながらも、巨人ファンのプライドが邪魔し、最終結論を4勝3敗で巨人としたため、予想を外すことになってしまった。この失敗を活かし、今回は私情を挟まず、予想することにしたいが、果たして冷静に予想できるか。
両チームともクライマックスシリーズを余裕で勝ち抜いた。このことからもチーム状態は両チームともいい状態だと言えるだろう。
とは言え、両チームとも大黒柱を欠いた状態。巨人の場合はグライシンガーの穴をオビスポが埋めるが、日ハムのダルビッシュの穴は埋めようがない。日本シリーズでは基本的には先発投手は5人必要。中4日で回せば4人でやりくりすることもできるが、5人目のメドがたたない日ハムは、武田勝、八木、藤井、糸数の4人で何とかすることになりそうだ。
ちなみに、今年の交流戦での直接対決は2勝2敗の五分。巨人では、今シリーズでも先発が予想されるゴンザレスと内海が好投しているものの、逆に高橋尚は打ち込まれている。逆に日ハムは4試合でQS(6回3失点以内)を達成しているのはダルビッシュのみで、今シリーズで先発が予想される投手では八木と藤井は打ち込まれている。交流戦の戦いぶりから見ると、ダルビッシュがいない今の投手陣では巨人打線を抑え込む力はなく、ある程度は打たれることを見越したうえで、自慢の強力打線でいかに巨人投手陣を打ち込むかというところがキーポイントになりそうだ。実際、5月19日の試合では、巨人投手陣にめった打ちを浴びせ、16得点を記録している。
ただ、恐いのは、巨人は、吉見やチェンのような超一流の投手であっても、まともに勝負に来れば、打ち砕くことができる一方で、小笠原のようなワンランク落ちる投手が、のらりくらりと来れれると、案外打ちあぐねるということ。糸数あたりにやられる可能性は高い。
まとめにあたって繰り返しにはなるが、今シリーズのポイントは、巨人投手陣vs日ハム打線。ただ、短期決戦では打線の爆発はあまり期待できないので、巨人投手陣は日ハム打線を沈黙させることができると思う。結果、巨人の圧勝というのが僕の予想。本当は4タテと言いたいところだが、ここは4勝1敗で巨人としておきましょう。悲願の本拠地胴上げも夢ではない。
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