ジャイアンツが、先発投手陣の補強のため、ロイヤルズのバニスター投手を獲得した。プロ野球ファンならこの名前でピンと来ると思うが、父親はヤクルトに所属していたフロイド・バニスター投手。いわゆる親子助っ人となる。
親子のプロ野球選手は珍しくなくなってきているが、親子助っ人となるととても珍しい。義理の親子関係のラミレス親子は例外とすると、バニスター親子以外には、同じく今シーズンジャイアンツでプレーすることになったライアル親子と、キーオ親子の3組しかいない。
このうち、キーオ親子の息子の方であるマット・キーオ投手の活躍ぶりは周知のとおり。タイガースの暗黒期に所属するも、4シーズンで3シーズン連続2桁勝利を含む通算45勝を記録した。これは、最も身近な存在である実父が日本球界でプレーしていたことが、日本の野球に順応できた要因の一つだったと言えなくもないだろう。
となると、期待できるのが、今シーズンからジャイアンツに所属するライアル選手とバニスター投手。大活躍の予感がするし、そうなった場合、今後、親子助っ人が増えてくるかも知れない。
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