2012年2月10日金曜日

近い存在のようだけどやっぱり近くはないお偉いさん

 本日(9日)、社内の打合せで金沢へ。さほど重たい案件でも無かったが、年度末の総決算的な意味合いもあったため、お偉いさんも同行する、緊張感の高い出張である。

 お偉いさんが同行すると、先方の超お偉いさんも交えての懇親会(要は飲み会)がセットで付いてくるのが我が社のしきたり。今回も多分に漏れず、北陸地区の営業部隊の首領(ドン)的な人が参加する飲み会が盛大(?)に執り行われた。

 社内でそれなりにはランクアップしつつある僕ではあるが、そんな場に行けば下っ端中の下っ端であるのも事実。当然、失礼のないように下っ端なりに振舞うのだが、その、首領(ドン)の奥様は、何を隠そう、連盟の同期なのである。

 首領(ドン)は、もちろんそれなりの年齢の人物であり、結婚当時、いわゆる年の差婚ということで社内でも話題になった。故に「奥様」の名前も有名で、しかも旧姓のまま名が広まったため、今日の飲み会でもその旧姓でのフルネームがやたら飛び交う。

 「○○さん、お元気ですか?」「○○さんは、いまどうしておられるんですか?」

 なんつーか、僕からすると、金沢という非日常の空間で、社内のかなりのお偉いさんと同席する緊張感の高い空間で、連盟員の同期のフルネームが連呼されるという、極めておかしな状況が繰り広げられているわけである。なんだこの状況は?

 「いやー、実は、僕、奥様とは学生時代からの知り合いなんですよ~(笑)」

 そんな感じで、思い切って切り出してみても良かったのかも知れないが、相手は我が社の超お偉いさん。さすがにそこまではできんかったな。

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