2012年9月18日火曜日

イナズマロックフェス2012@烏丸半島芝生広場

 もはやライフワークとなってきているイナズマロックフェス。今回が4回目。他のフェスと違って、このフェスは主催者以外の出演者は、ほぼ毎回変わる。このスタイルも珍しい。

 同行者は終始暑いと言っていたが、TOKAI SUMMITの灼熱地獄を味わっている僕としては、むしろ風が心地よく、絶好のフェス日和。最高のテンションの中、13時20分にオープニングアクトのベッキー♪#が登場した。

○ベッキー♪#
M01.風のしらべ
M02.エメラルド
M03.ヤルキスイッチ
M04.GOOD LUCKY!!!!!

 ミュージシャンとしてのキャリアは浅いが、芸能人としての知名度は、この日の出演者の中でもトップクラス。その片鱗は見ることができた。そのステージ度胸はまさにトップスター。楽しいアップテンポの曲が多く、トップバッターとして、会場を勢いづけた。

○清水翔太
M05.Get Back
M06.The Day
M07.HOME
M08.love
M09.君が好き
M10.マダオワラナイ

 本編のトップバッターはバラードで攻める清水翔太。リリース直後の「366日」をやらなかったのは残念だったが、「君が好き」では、客席のファンを指さして直接歌いかける演出。ファンならたまらないだろう。

○きゃりーぱみゅぱみゅ
M11.CANDY CANDY
M12.みんなのうた
M13.ファッションモンスター
M14.PONPONPON
M15.きゃりーANAN
M16.つけまつける

 中田ヤスタカの世界を一度は味わってみたかったので、この日一番楽しみだったのが、きゃりーぱみゅぱみゅ。そして期待以上のものだった。実質2年目の彼女だが、客席との一体感の持たせ方は、よく心得たもの。曲に入る前にポイントだけを軽くレクチャーして、その勢いのまま曲に入るリズムが、とても良くて、最高に楽しかった。ただ、せっかくの広いステージを全く活かしてなかったのはちょっと残念。

○ゴールデンボンバー
M17.HOT LIMIT
M18.Sick Lady たぶん…
M19.元カレ殺ス
M20.抱きしめてシュヴァルツ
M21.また君に番号を聞けなかった~WHITE BREATH~また君に番号を聞けなかった
M22.毒グモ女
M23.イヤホン
M24.女々しくて

 色々と事前情報は持っていたが、それ以上に「何でもアリ」の集団だった。これこそナンバーワンではなくてオンリーワン。小道具満載で意外とお金がかかっているのかも。「PAさん、次の曲を再生して下さい」は潔い。熱狂的なファンが多いせいか、ちょっとファンのマナーが良くなかったのは残念だった。

○ソナーポケット
M25.ラブレター。
M26.月火水木金土日。
M27.青空
M28.ソナポケ☆DISCO
M29.君と見る未来。
M30.365日のラブストーリー。

 我らが名古屋出身のソナポケ。コール&レスポンスを多用していたが、SEAMOやHOME MADE 家族などの名古屋発HIP-HOP勢が得意とするこの盛り上げ方は、今や名古屋の文化かも。

○SOPHIA
M31.cod-E
M32.街
M33.brother & sister
M34.Believe
M35.黒いブーツ
M36.RAINY BLUE (Luis-Maryのカバー)

 ベテラン登場。MCで若干悪態をついていたが、それもベテランの風格。長きにわたり、一線で活躍しているミュージシャンは、やはりかっこいい。代表曲である「街」や「黒いブーツ」は想定内だったが、ブレイクのきっかけとなった「Believe」はやると思ってなかったので、感激。最後は西川氏のカバー曲で締めるあたりは、さすが西川氏の旧友である。

○T.M.Revolution
M37.FLAGS
M38.蒼い霹靂
M39.LEVEL 4
M40.とっておきのおはなし
M41.Naked arms
M42.SWORD SUMMIT
M43.The party must go on

EN1.チカラにかえて feat. Miguel Guerreiro
EN2.消臭力のうた feat. Miguel Guerreiro
EN3.Lakers feat. MICRO from HOME MADE 家族
EN4.Tomorrow Meets Resistance feat. HOME MADE 家族

 すっかり真っ暗になった会場に登場したのは、主催者T.M.Revolution。当たり前のことだが、会場もこの日一番の盛り上がり。しかも変に乱れることなく、礼儀正しくマナーを守りながら、力いっぱい盛り上がるのは、さすがファンも慣れている。

 個人的には「LEVEL 4」は好きな歌だったので、感動。UNDERCOVERアレンジのため、不完全燃焼的なところもあったが、これが今の西川スタイル。

 そして何と言っても、この日一番の興奮となったのは、HOME MADE 家族の登場。MICROとのコラボによる「Lakers」は毎年の恒例なので、ある程度想定していたが、まさかフルメンバーで登場するとは。ここまでやったんだから、10月の家族フェスではこれに近いサプライズがあるような気がする。

 帰りは相変わらずの交通渋滞で、20時半にイベントは終わったものの、草津駅まで戻れたのは22時半。この点の改善を行ってもらうと、更に良いイベントになると思うが、バラエティに富んだミュージシャンを観ることができるこのフェスは、最高に楽しいし、これからもずっと通い続けたい。

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