HOME MADE 家族が1年ぶりのニューアルバムをリリースした。
前作「AKATSUKI」の内容はとても充実していて、歴代のアルバムの中でもトップクラスのクオリティだった。そこから1年と言う短いインターバルでのリリースで、どんな内容なのか期待と不安があったが、前作が「FREEDOM」「スターとライン」のような近年の代表曲が盛り込まれているのと比較すると、やはりパワー不足は否めない。正直、1回通して聴いたときの印象度はかなり低い。
ところが、2度3度と聴き直してみると味わい深い曲に気付く。M4「君と僕とのスケッチブック」やM13「1+1」は、彼らお得意のミディアムテンポのハートウォーミングチューンで、ライブの中で成長していきそうな曲。
考えてみればシングルとは違って、アルバムは一発のインパクトで勝負する必要は無い。何度も繰り返し聴くことによって、深く味わっていけばいいのだ。
そんな当たり前のことを、改めて思い起こさせてくれた、そんなアルバム。
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