紆余曲折あったが、結局出場することになった来年の第3回WBC。今後は選手の選考と監督の人選が焦点となる。
報道によると監督の人選は難航しているようだし、選手についてもこれまでの2回と比べて戦力ダウンしていて3連覇は難しいような報じられ方をしている。そこで、本当に厳しいのか、主に選手に関して、勝手にメンバーを予想して、戦力を確かめたい。
まず、前提として、ベースは今年の春に招集された「侍ジャパン」になるだろう。もう一つ考慮しないといけないのは、今オフにメジャー挑戦する選手は、合流一年目のキャンプを優先するだろうから、代表には入らないだろうと言う点。
WBCの規定についてはまだ公表されていないが、これまで通りなら登録選手は28選手。おそらくこれまで通り、投手13選手、捕手3選手、内外野手で12選手程度になるだろう。今回もその枠組みで予想する。
○投手
これまで通り、先発7投手、リリーフ6投手といった感じか。先発三本柱は、ダルビッシュ、田中、前田健。おそらく異論は無いだろう。左も欲しいので、杉内、内海、成瀬あたりが当確か。7人目は吉見と攝津で迷うところだが、リリーフもできる攝津を入れた方が選手起用に幅ができる。
リリーフとしては、抑えの人選がとても難しい。と言うか、今のプロ野球界においてここの人材難が一番の問題。ここは、完全復帰を期待して、浅尾を推したい。他は右で平野、左で山口と森福。ロングリリーフもできる涌井と世界が苦手とするアンダースローの牧田も入れたい。これで6投手。
次に野手。統一球を全く苦にしていない中村、松田、長野、阿部は、言わば統一球の申し子四天王。これに現代プロ野球の5ツールプレイヤー糸井は100%当確だろう。
○捕手
レギュラーは阿部一択。控えは嶋と鶴岡あたりか。
○内野手
レギュラーは、順に中村、田中賢、松田、坂本。これに川崎と鳥谷を加えたい。
○外野手
レギュラーは、順に長野、青木、糸井。これに中田、内川、聖澤あたりか。
なかなかの顔ぶれ。もうちょっとイメージを涌かすために、勝手に予想スタメンを書いてみる。
1中 青木
2二 田中賢
3右 糸井
4一 中村
5三 松田
6捕 阿部
7遊 坂本
8指 中田
9左 長野
なかなかどうして、過去の大会と比べても遜色ないどころか、過去最高と言っても過言では無いほどのラインナップだ。
問題は監督。誰もやりたがっていないようで、誰になるのか全く予想が付かないが、思い切って宮本とかどうだろう。日本代表選手及びキャプテンとしての実績は充分だし、12球団の現役監督や監督OBがこれだけ嫌がっているのなら、いっそのこと、こういった人選もアリだと思う。
ファーストに中村とは!
返信削除いやあ、思い切った構想だね。
けっこう年なのにね、ノリは…。
☆
ショートのスタメンにG坂本は正直ちょっと。
打つほうはともかく、守備がザル過ぎて、国際試合には向いてなさそう。
>hiroshiさま
返信削除ナイスボケありがとうございます(笑)
坂本の守備については、仰るとおりだと思ってはいるものの、他に居ないなぁと。本来ならL中島なんでしょうけど、今オフにメジャーに行くでしょうし。