2013年4月29日月曜日

シネマレビュー 「ラストスタンド」

 アーノルド・シュワルツェネッガー復帰作が、現在公開中のラストスタンド。かつてのアクションスターは、文字通り完全復活を遂げている。

 ストーリーはいたってシンプル。逃走する凶悪犯。それを巡る銃撃戦とカーチェイス。アメリカ西部の超ど田舎の街で繰り広げられる、手に汗握るスリリングな展開。そして、随所に挟み込まれるジョーク。そのどれもが、シュワルツェネッガー全盛の80年代ハリウッド映画そのもので、懐かしさも感じさせる。

 役柄としては保安官ということで、正義感溢れるセリフの数々は、州知事を経てるからこそ重みのようなものも感じさせる。ファンならずとも、堂々の復活振りをスクリーンで確かめてもらいたい。

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