2019年1月23日水曜日

MLBのストーブリーグ事情 2018-2019

 プロ野球は間もなくキャンプインで、一軍二軍の振り分け等がニュースになっている。当然FA戦線は人的補償による移籍も終わり、各チームの編成は固まってきているところだが、キャンプインまで1ヶ月を切ったメジャーは、まだ全然固まっていない。本当にメジャーって全然決まらない。

 プロ野球の場合、FA宣言すると、交渉解禁日から続々と交渉模様がニュースになり、どんどん移籍先が決まっていく。選手も早く落ち着きたいだろうし、早く決めて、来るべくシーズンに備えたいということなのだろう。条件面よりも、最初に声を掛けてくれた球団に心が傾くという話も、珍しくないし。

  しかし、メジャーは価値観が全然違うようだ。代理人交渉が一般的と言うこともあってか、ギリギリまで条件面で交渉を続けているようだし、そもそも移籍が多い環境のためなのか、選手もキャンプインまでに所属先が決まればいいぐらいに考えているのかも知れない。

 ちなみに、よく参照している「Roster Resource」で、今オフのFA選手ランキングトップ30に入っている選手のうち、現地時間22日現在でまだ所属チームが決まっていないのは、以下の8選手。

〇ブライス・ハーパー .249 34本 100打点
〇マニー・マチャド .297 37本 107打点
〇A.J.ポロック .257 21本 65打点
〇ダラス・カイケル 12勝11敗 3.74
〇クレイグ・キンブレル 5勝1敗42S 2.74
〇マーウィン・ゴンザレス .247 16本 68打点
〇マイク・ムスタカス .251 28本 95打点
〇ジオ・ゴンザレス 10勝11敗 4.21
 (成績は、昨シーズンのもの)

 今オフFAのビッグ2とも言われているハーパーとマチャドが、まだ決まっていない。プロ野球で例えると、丸と浅村の移籍先がまだ決まっていないって感じの状態。ちょっと日本では考えられない。

 果たしてキャンプインまでに決まるのだろうか。

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