現地時間26日、MLB公式サイトにて2019シーズンにおけるプロスペクトトップ100を発表した。記事はこちら。
「These are MLB's Top 100 Prospects」
メジャーは30球団なので、平均すれば各チーム3.3選手が選出されるということになるのだが、当然、均等に選出されているわけではない。一応、全30チームから1選手以上は選出されているが、選手数にはかなりのバラつきがある。
特に目立っているのがパドレスの10選手とブレーブスの8選手。しかもブレーブスは昨シーズンの地区優勝チームで、アクーニャやアルビーズといったイキのいい若手をメジャーに送り込んだ直後なのに、このプロスペクトの充実ぶりは目を見張るものがある。ナショナルリーグの東地区は、各球団とも積極的に補強しているので優勝争いは混戦となりそうだが、それでも今後中長期的に優勝争いをするような強豪チームになっていきそうだ。
反対に1選手しか選出されなかったのが、レッドソックス、ロイヤルズ、マーリンズ、ブリュワーズの4チーム。特にマーリンズは昨シーズンぶっちぎりの地区最下位だった上に、唯一選出されたプロスペクトも全体99位ということで、ギリギリTOP100に入ったレベル。メジャーもマイナーもボロボロと言うことで、しばらくはお荷物球団という格好になりそうだ。
最後に、今シーズンにメジャー定着が期待される選手に絞って、各球団の最高位の選手をご紹介。
BOS 3B Michael Chavis(全体79位)
NYY RHP Jonathan Loaisiga(全体66位)★
BAL RF Yusniel Diaz(全体64位)
TB RHP Brent Honeywell(全体28位)
TOR 3B Vladimir Guerrero Jr.(全体1位)
CLE RHP Triston McKenzie(全体41位)
DET 該当なし
MIN 該当なし
CWS LF Eloy Jimenez(全体3位)
KC 該当無し
TEX 該当無し
HOU RHP Forrest Whitley(全体7位)
LAA RHP Griffin Canning(全体63位)
OAK LHP Jesus Luzardo(全体12位)
SEA LHP Justus Sheffield(全体43位)★
NYM 1B Peter Alonso(全体51位)
PHI 該当無し
WSH CF Victor Robles(全体4位)★
ATL RHP Mike Soroka(全体24位)★
MIA CF Victor Victor Mesa(全体99位)
PIT RHP Mitch Keller(全体19位)
CIN 3B Nick Senzel(全体6位)
MIL 2B Keston Hiura(全体20位)
CHC 該当無し
STL RHP Alex Reyes(全体33位)★
COL SS Brendan Rodgers(全体10位)
ARI RHP Jon Duplantier(全体60位)
LAD CF Alex Verdugo(全体35位)★
SD SS Fernando Tatis Jr.(全体2位)
SF 該当無し
★はメジャーデビュー済
昨シーズンは、全体1,2位の選手が揃って新人王を獲得したが、果たして今シーズンはどうなるのだろうか。
全体1位に輝いたブルージェイズのゲレーロJr.が大ブレイクすることは、既定路線のように言われているが、そんなにうまくいくのだろうか。それよりもハーパーがFAとなり、レギュラーがほぼ約束されているナショナルズのロブレスの方が、新人王には近いかも。レッズファンとしては、ずっと話題のセンゼルをそろそろメジャーの舞台で見てみたいのだが、リーグを代表するサードのスアレスとポジションが重なるんですよね。
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