2019年2月21日木曜日

大坂なおみの初戦敗退に関する報道に思う

 WTA世界ランキング1位となった大坂なおみが、1位になって初めて挑んだドバイ選手権で、初戦敗退を喫した。直前のバイン専属コーチ解任に伴い報道が加熱し、その高まる注目に耐えられなり、精神的に追い込まれたことがその一因というのが主な論調だ。

 多分、数年前の自分なら、その注目度も含めてのランキング1位だし、プレッシャーとか雑音を跳ね除けてこその1位なのだから、何を甘いことを言っているのか、と切り捨てたと思うが、今はちょっと違う感想。

 そりゃ、たった1年で、ほぼ無名の存在だったのが、世界中から注目される存在になってしまったのだから、ココロが追い付かないよね。特に若いから精神的に成熟していないというのもあるとは思うが、急激な環境の変化にココロが追い付かないことに年齢はあまり関係ないと思う。年齢を重ねて色んな経験を積めば変化の振れ幅は多少大きくても対応できると思うけど、それ以上の変化があれば同じことだと思うし。

 ともかく、大坂なおみのテニスの実力は間違いないのだから、技術的なコーチはもちろんだけど、この急激な環境の変化に対応すべきいいメンタルトレーナーを早く見つけて欲しいと思う。

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