2019年6月19日水曜日

ついに高木京介が敗戦投手に

 少し前のことだが、14日の試合で、デビュー以来連続無敗記録を継続していた巨人の高木京介に初黒星が付き、記録は164試合でストップした。

 記録が止まったことは、記録マニアとしては残念だが、ただこれは高木投手にしてみればチームからの信頼度が上がってきている証でもあると思う。というのも、ちゃんと調べたわけではないが、印象としては高木投手はプロ入り以来、一軍の戦力ではあるものの、勝ちパターンで出てくるような投手ではなく、どちらかというと劣勢の時に出てきて試合を立て直すような役割が多かった。つまりは、そもそも黒星が付かないような場面でしか投げさせてもらえてなかったということになる。

 それが、今シーズンになって、好投を続けているうちに信頼を勝ち取り、勝っている試合の重要な場面でも出してもらえるようになり、たまたまそういった場面で打たれて負け投手になったということ。信頼度が高くなければ、そもそも勝敗を左右するような重要な場面で出してもらえないし、黒星も付かない。

 この1敗は、高木投手にとってはチームでの存在感が増している確かな証拠だと思う。

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