2020年11月16日月曜日

日本シリーズ予想2020

  2016年以来、実に4年ぶりに真の頂上決戦となった今年の日本シリーズ。もやもやするシリーズが続いていたので、今年のシリーズは本当に楽しみである。応援しているジャイアンツが出るということも、もちろん楽しみな要素の一つ。

 恒例の順位予想だが、かなり悩ましい。直近のチーム状況は、巨人は開幕から独走も最後は息切れして、何とかゴールテープを切った状態。レギュラーシーズン最終戦もサヨナラ負けと、何とも締まらない形で終えてしまった。一方で、ソフトバンクはペナント中盤までは接戦を繰り広げるも、終盤にラストスパートをかけ、結果的には巨人よりも先に優勝を決めた。今がまさに絶好調で、どう考えてもチーム状態はソフトバンクの方がいい。

 加えて短期決戦ではキーポイントとなるリリーフ陣は、ソフトバンクは、モイネロ・森の勝ちパターンが盤石で、そこに繋ぐ高橋礼・岩嵜・嘉弥真あたりにスキが無い。一方で巨人は、抑えのデラロサが不安定で、8回を任せられる中川がケガで戦線離脱中。かなり厳しい。

 と、普通に戦力分析をするとソフトバンク優勝と言わざるを得なくなりそうなので、少し過去のデータを紐解いてみた。

 今年はCOVID-19影響により、異例とも言える11月のシリーズ開幕。過去、11月に日本シリーズが開幕したのは、1950年、2008年、2011年の3回しかなくて、いずれも第6戦以降までもつれてて、特に直近2回は第7戦まで行われている。今年も簡単には終わらないだろう。ただ、この3回は、いずれもパ・リーグのチームが日本一に輝いている。あれ?いかんな。

 今年のシリーズは、昨年と同じカード。2年連続同一カードだったのは、3年連続も1回とカウントすると、過去9回ある。このうち7回は連覇を達成していて、この点でも今年はソフトバンクが優勢と言えるが、直近の2回は、1年目に敗れたチームが雪辱を果たしている。うん、このデータを拠り所にしよう。

 ということで、今年は4勝3敗で巨人が日本一になると予想。菅野・戸郷・サンチェス・今村・畠あたりで回すであろうと思われる巨人のローテーションは、千賀・東浜・和田・ムーア・石川あたりのソフトバンク先発投手陣と比べても遜色無さそうなので、きっと日本一になってくれるはずだ。

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