2020年11月21日土曜日

レコード大賞展望2020

  今年もレコード大賞の各賞が発表された。優秀作品賞を受賞した10曲の中から、来月30日に栄えある第62回レコード大賞受賞曲が決まる。その候補曲がこちら。

・I'm Here (三浦大知)
・愛をください (純烈)
・足跡 (Little Glee Monster)
・香水 (瑛人)
・世界中の隣人よ (乃木坂46)
・猫 (DISH//)
・離れていても (AKB48)
・母 (氷川きよし)
・Fantasista (DA PUMP)
・炎 (LiSA)

  CDとしてリリースされていない楽曲が3曲もあり、本格的にデジタル・配信時代の到来を感じさせる選曲となった印象だが、それでも大賞は今年の顔とも言えるLiSAでほぼ決まりだろう。対抗できそうなのは瑛人ぐらいか。DISH//も捨てがたいが、いくら今年のヒット曲とは言え、3年前にリリースされた曲だから、今年の対象とするのには違和感がある。

 優秀作品賞に選ばれれば大賞候補筆頭だったであろうYOASOBIは、紅白同様、レコ大にも出ず。テレビには出ない方針なのかな。デビュー前のNiziUが特別賞を受賞して、少し物議を醸しているが、瑛人だってCDデビューしていないし、NiziUは「プレデビュー」という名の下、実質的なデビューは果たしていて、既に各ヒットチャートを賑わせているのだから、何らかの賞を受賞する資格は充分にあると思う。個人的にはK-POPがヒットチャートを賑わしまくっている今の状況はあまり好きにはなれないが、好き嫌いは別として正当な評価はしたい。

 新人賞は真田ナオキ、Novelbright、豆柴の大群、Rin音の4組。知名度ならNovelbrightで、チャートアクションなら豆柴の大群といったところだが、決め手がなく本命不在の印象。本来なら、SixTONES、Snow Man、NiziU、JO1あたりが今年の新人賞にふさわしい顔ぶれだと思うが、ジャニーズはレコード大賞から距離を置いているし、NiziUは前述のとおり新人賞ではなく特別賞を受賞となっている。

 「第62回 輝く!日本レコード大賞

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