2022年1月4日火曜日

シンシナティ・レッズ2022 ~ロックアウト明けどう動く?~

 愛読しているブログの一つに「MLB30球団ファン合同note」というのがあり、これは複数のライターが合同で執筆する珍しいタイプのブログ。30人のライターがMLB30球団それぞれの担当となり、思い思いにチームの様子をファン目線で伝えてくれている。

 現在は、MLBがCBA交渉のもつれからロックアウト中と言うことで、ロックアウト前に駆け込み的に補強した状況と、ロックアウト明けにどう動くべきか、ということを書いているライターが多く、この流れを真似して、自分としてもファンであるレッズのこれまでの動きと、今後の補強プランを書いてみたい。

 昨シーズンは、終盤まで優勝争いするも、最後はカージナルスの猛烈な勢いについていけず惜しくもポストシーズン進出を逃したレッズ。足りなかったピースを補強することで、今シーズンはコンテンダーとしてポストシーズンを狙えそうだが、今のところそういった動きは見せておらず、むしろ財政的に苦しいのか、去る人は追わず、新たなFA補強はゼロ。それどころか、ローテの柱であるL.CastilloやS.Grayにトレードの噂もある状況で、ファンとしては寂しいところというのが、全体感。

○先発投手
 前述のL.Castillo、S.Grayに加え、T.Mahleが3本柱。昨シーズン、ローテを支えたW.Mileyがまさかのウェイバー放出で、総年俸削減を図ったということだと思うが、少しコマが足りない。V.Gutierrezと、シーズン最終盤に好投したR.Sanmartin辺りがローテの中心になるということだろうが、誰か1人ぐらいはFAで補強した方が良さそう。

○リリーフ投手
 昨シーズンは、二桁セーブを記録した投手が居ないという惨状。しかも、M.LorenzenとM.GivensがFAでチームを去り、頼れる人が全然居ない。寄せ集めでもいいので、2~3人ぐらいは補強したい。

○捕手
 正捕手のT.Barnhartをトレードで放出。T.Stephensonを正捕手で使えるメドが経っているからこその放出だと思うが、全試合を1人の捕手では回せないので、2番手捕手が必要となるのだが、これが居ない。A.Knappをマイナー契約で拾っているので、開幕までにはメジャーに上げるのかな。

○内野手
 J.Votto、J.India、E.Suarez、K.Farmerが居て、控えにはJ.Barreroが育ってきている。M.Moustakasは放出しても良さそうだが、貰い手が居ないかな。

○外野手
 N.Castellanosがオプトアウトして大きく戦力ダウンしたが、それでも、J.Winker、N.Senzel、T.Naquinが居て、昨シーズンの最終盤に期待を持たせたTJ Friedlが居る。この布陣だと日本時代の一番良かった頃と同じぐらいの活躍を見せないと秋山の立場は苦しい。それぐらい戦力が揃っている。衝撃的なデビューを飾ったA.Aquinoは放出してしまっても良いかも。

 ということで、野手陣は戦力が揃っているのに対して、投手陣、特にリリーフが不安な戦力図。ロックアウト明けは何とかリリーフ陣を補強してもらいたいところだ。

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