M01.Brand new planet
M02.PADDLE
M03.海にて、心は裸になりたがる
M04.innocent world
M05.LOVE
M06.Any
M07.くるみ
M08.僕らの音
M09.タガタメ
M10.Documentary film
M11.DANCING SHOES
M12.ロックンロールは生きている
M13.フェイク
M14.Worlds end
M15.永遠
M16.others
M17.Tomorrow never knows
M18.Dance Dance Dance
M19.エソラ
M20.GIFT
~アンコール~
EN1.Your song
EN2.生きろ
10年刻みのアニバーサリーイヤーにやるツアーは、POPSAURUSと決まっていると思っていた。しかし、今回のツアータイトルはPOPSAURUSではなく「半世紀へのエントランス」だった。どうしたのだろうかと思っていたら、確かにこのアニバーサリーツアーはPOPSAURUSではなかった。そこに、彼らからのメッセージがあるように感じられた。
POPSAURUSは、文字から連想できるように、とにかくポップで、オールタイムベストのようなセットリスト。ところが今回のツアーのセットリストはそうではないように思える。むしろ、彼らがいま届けたい、最新のライブをやっているような曲の数々。これはこのタイミングでキャリアを振り返るのではなく、まだまだ先に進んでいくという意思表示。ツアータイトルにもあるとおり、半世紀、つまりは活動50年を目指したその入り口としてこのツアーを捉えるからこそ、最新の自分たちを表現しているのではないかと感じた。
ライブはもちろん最高だったのだが、ただ、これまでの彼らのライブと言えば、どれだけ期待して行っても、必ずそれを上回ってくれたのだが、今回はその感情は沸かなかった。何故だろうと振り返ってみると、声を出せなかったからだと思う。
ざっと見ても、曲中に必ず客席から声が出る定番曲が「海にて、心は裸になりたがる」「innocent world」「フェイク」「Worlds end」「Tomorrow never knows」「Dance Dance Dance」「エソラ」「GIFT」と、特に終盤にかけて目白押し。ここで声を出せないのは、辛かった。
Mr.Childrenのライブは、観衆の声があって初めて完全体となる。そして完全体となったとき、どんな期待をも上回る興奮を生む。そのことを改めて思い知らされたライブでもあった。
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