2007年7月8日日曜日

シネマレビュー 「ダイ・ハード 4.0」

 あのアクション大作が戻ってきた。ブルース・ウィリス主演「ダイ・ハード」シリーズの4作目が公開された。それが「ダイ・ハード4.0」。

 今回もこれまでの作品と同様、ど迫力のアクションシーンが満載。理屈抜きで楽しめるエンタテイメントムービーになっている。

 ストーリーは、アメリカのあらゆる施設に対してサイバーテロを仕掛けてくる謎の集団と、そのテロ計画に知らぬ間に加担していた一人のハッカー、そしてそのハッカーを口封じのために殺害しようとした謎の集団から守るべくジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)が繰り出すギリギリのアクションストーリー。さらには、物語終盤にはジョンの娘も巻き込まれ大変なことに!

 「何故、このハッカーはここまで命を狙われるのか?」「物語の終盤に全然違う場所で戦闘していたはずのジョンが、何故一瞬で敵のアジトに現れることができるのか?」など、若干、不可思議な点もあるが、ダイ・ハードはストーリーを楽しむ映画ではなくて、死と隣り合わせのギリギリのアクションを楽しむ映画のはず。そして、今作もその意味では、ファンの期待を裏切ることなく非常に満足できる作品に仕上がっている。

 シリーズものは続編が出るごとに面白くなくなっていくという言われ方をすることが多いが、「ダイ・ハード4.0」に限ってはそんなことはないと自信持ってオススメしたい。

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