2007年9月28日金曜日

古田は第二の長嶋になれる!(断言)

 巨人ファンではあるが、長嶋監督の采配には、いつも疑問を持っていた。各チームの4番ばかりを集めたがっていたのは長嶋監督の意向なのか某オーナーの意向なのかは分からないが、少なからず長嶋の意向も汲まれていたと思うし、そのような補強に対する考え方はファンでありながら、どうも好きになれなかった。

 ところが長嶋の現役時代を知っている往年のファンは、長嶋が指揮を執っていることが重要であり、采配如何なんて二の次であり、長嶋なら何をやっても許されるのだと言う。それだけ、「長嶋選手」は全てを超越したスーパースターだったということなのだろう。残念ながら僕ら世代は、「長嶋選手」の凄さは伝え聞いて知っているだけで、ナマでは感じていない。そのため、そこまで長嶋信者になれないでいるのだろう。

 そんな往年のプロ野球ファンは、今の古田に不満を持っているという。野球界をリードしているかのように振舞っているが、その実態は中途半端な兼任監督に収まっていて、ここ二年というもの選手としては二軍クラスの成績しか残していないし、チームも昨年こそはAクラス入りしたものの、今年は最下位争いを繰り広げる体たらくぶり。このため期待外れ感があるという。

 しかししかし、おそらく我々世代はそうは見ていないはずだ。今シーズンだって岩村が抜け、ロケットボーイズが怪我で長期戦線離脱している中、現有戦力でよくここまでやっていると思うし、そもそもプロ野球が今も12球団の形で存続しているのは古田のおかげと言っても過言ではないし、そんな古田を批判すること自体が間違っていると思っているはずだ。現に、本日(27日)の試合でも、敵地広島でのゲームであったにもかかわらず、広島での古田最終戦ということもあり、広島ファンからも温かい拍手が贈られた。

 そう。我々世代にとって、古田は何をやっても許される、全てを超越したスーパースターになりかかっていると言える。引退後、政界進出も噂される古田だが、せっかく人気実力ともに野球界のトップに君臨できるものを持っているのだから、その力を野球界のために存分に発揮してもらいたいものだ。

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