2008年7月28日月曜日

富士登山2008 ~一日目~

 昨年の経験を活かし、13時半か遅くとも14時には登山開始となるようタイムスケジュールを組んだ今回の富士登山。ところが、どこでどう時間を読み間違えた(要因の一つは昼食にガッツリと「ほうとう」を食べたことだが、登る体力をつけるために必要だったから、しょうがない)か、結果的に5合目を出発したのは15時。明るいうちに山小屋に到着するには余裕の無い時間になってしまい、不安を抱えながらの出発となってしまった。ちなみに金曜日の午後だというのに5合目の駐車場は満車寸前。さすが人気No.1の登山口だ。

 (出発地点の河口湖口5合目)

・16:00頃
 6合目に売店があったように記憶していたため、そこで休憩を取ろうとしたのだが、その売店が閉鎖されていたため、6合目の存在に気付くことなく通過。

 (翌日の下山中に閉鎖された売店を激写)

・17:00
 7合目花小屋到着。標高は2,700m。このあたりで既に雲の高さに突入。

・18:20
 7合目最後の山小屋である東洋館到着。河口湖口登山道では通常でも8合目以降にツアー客などの影響で大渋滞するのだが、今回は7合目付近から既に大渋滞。おかげでスローペースをキープできて、僕以外は全員富士山初挑戦という今回のパーティ構成を考えると体に優しい状態ではあるが、それにしてもこの混雑ぶりはさすがにまいる。スタートが遅れたこともあり、明るい時間に宿泊予定の山小屋(元祖室)に到着することを諦めた。

・18:55
 8合目太子館到着。ここからようやく8合目。

 富士登山中にかならず一度は遭遇する「ラピュタ」を思い起こさせる雲のかたまりに遭遇。ここから標高3,000m超だが、やはりこの高さになると空気の薄さを実感。寒さのためか指先がしびれて、感覚が無くなってきた。

・19:50
 8合目元祖室到着。手前の白雲荘までは陽の光で登れたが、とうとう最後はヘッドライトを使うことになった。

 到着直前に鮮やかな流れ星を発見。一瞬すぎて、とても願い事を3回も言えやしないが、発見できただけで感動した。

 そんな感じで一日目は終了。晩飯は山小屋定番メニューのカレーライス。同行者のMさん(会社の先輩)の達ての希望でビールを飲むことになったが、標高が高く地上の3倍程度の酔いがまわるとのことだったので、350ml缶一本を二人で空ける程度に止めることにした。

・21:00
 消灯。昨年のような足が伸ばせない程のスシ詰め状態ではないが、それでも男女関係なく、寝返りできないぐらい狭い空間に詰め込まれる状態。おまけにかけ布団が厚すぎるせいか、とにかく暑くて、全然眠れなかった。

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