2008年7月21日月曜日

野球観戦記 「野球は8対7が一番面白い」

 誰が言ったか「野球は8対7が一番面白い」。昨日観に行った試合は7対6だったが、格言通り面白い試合であったのと同時に、すごく疲れる試合だった。

 ということで、今年初観戦はナゴヤドームでの中日-阪神戦。知り合いがチケットが余っているということで、急遽、当日に行くことを決めるという、電光石火的な観戦だ。

 先発は吉見と金村暁。そして見所はドラゴンズから飛び出した4発のホームラン。和田の2発があれば、ウッズ、中村紀にも飛び出し、誰も生え抜きで無いことは内緒だが、僕自身2001年によく通った大阪ドームでのいてまえ打線を髣髴とさせるような豪快な野球を見せてもらった。

 「一発に頼る野球はいかがなものか」とよく言われるが、そうはいっても一発の力は絶大。球場の雰囲気を一変できるのは、ホームランの持つ魔力と言えよう。

 この日も、4回に5-0から5-2に追いつかれたドラゴンズは、リリーフ中田投入で阪神に行きかけた流れを食い止めたが、その後5回に飛び出したウッズ、和田の2連発で、完全に試合をドラゴンズのものにした。(その後、中村紀までの3連発を見たかったけど、それは贅沢すぎるかな。)

 とは言え、さすが首位独走の阪神。岩瀬に浴びせた3連続を含む4本のヒットは、阪神ファンの轟音とも言える声援にも後押しされ、強烈なプレッシャーを感じた。今回、中日側で観戦したのだが、最後の攻撃の凄まじさのせいか、勝利の瞬間も喜びを爆発させるというより、とにかくホッとしたという感じのスタンドの光景だった。

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