2009年3月18日水曜日

再びキューバ戦

 先発投手の役割というのは、味方が点を取るまでは、相手に点をやらないことである。これは負けられない試合であればあるほど、絶対的な条件だ。

 そんなことは分かってる。そんなことは分かってるし、そういう意味では、今日のダルビッシュのピッチングは、あまりにもだらしなかった。

 しかし、いかにNPBのエースと言えども、そんなコンディションの時もある。3失点は重いし、特に1点の重みが大きい国際試合ということを考えると、ズシリとくる点差ではあるが、それでも致命傷ではない。だからこそ、序盤の日本にはもう少し丁寧に攻めて欲しかった。

 2回以降、毎回のようにランナーは出るが、毎回のようにゲッツーでチャンスを潰す日本。強攻策にこだわるのもいいが、5回の無死1,2塁、バッター岩村のところは、バントだろう。

 とは言え、そんな拙攻続きでも、いつどう転ぶか分からない雰囲気が漂っていたこの試合を、完全に韓国ムードにしたのは、8回のキム・グァンヒョンの投入だった。この采配は見事。起用に応えたキム・グァンヒョンも見事。ここが、この試合の最大のポイントだったと思う。

 いよいよ明日は本当の大一番。残念ながら仕事を休めそうもないが、仕事中はネット速報で試合の進行を確認し、帰宅後はVTRでじっくり振り返るという、今日と同じ行動をとる一日になりそうだ。

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