2010年12月28日火曜日

シネマレビュー 「トロン:レガシー」

 目が疲れそうな先入観があったため、敬遠気味だった3D映画。でも、食わず嫌いはいかんだろうと思って、現在公開中の話題の3D映画「トロン:レガシー」を観に行ってきた。

 まず、ハード面から言うと、予想通りやはり目が疲れる。3Dメガネの影響もあってか、視界がかなり狭まっている感じがするし、妙な立体感のため、焦点をいろんなところに合わせなくてはいけなくて、気持ちがストーリーに入っていけない。加えて、3Dメガネそのものの重量感もなかなかの物があって、2時間もの映画を観続けると、首が少々痛くなる。更には、字幕も変に浮き上がっているので、字幕を追わないといけない人の場合は、これ以上に疲れるだろう。

 映画そのものもイマイチ。あまりのSFぶりにマニアックすぎて、世界観がよく分からない。3Dならではと言える様な演出も見られず、久しぶりに駄作だなぁと思った映画だった。

 これで、3D映画に関しては、「食わず嫌い」ではなくなったので、その一点のみで観に行った価値のある映画だった。

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