2011年5月17日火曜日

プロ野球雑感 2011/5/17+α

 いよいよ交流戦開幕。この時期、プロ野球ネタ満載なので、思いつくままに。

 阪神の先発投手陣が凄い。ここまで各チームとも25試合前後を消化。先発を6枚で回すと、4~5試合は登板していることになる。責任投球回を5イニングとすると4×5で20イニングを投げていれば及第点かと思うが、先発6枚とも20イニングを投げているのは阪神とオリックス。ここからが阪神の凄いところで、下柳とメッセンジャーの2.49を筆頭に4投手が防御率2点台。一番悪い能見でも3.60。圧倒的に安定した先発投手陣。なのに、11勝14敗1分で5位に沈んでいるのは何故?

 荻野貴が右ひざ痛で登録抹消となった。これでルーキーイヤーの昨年に続き、2年連続で5月中の戦線離脱。いい選手なのだが、多村並のスペランカーぶりが気になる。

 我がジャイアンツが、内容的には安定感はないが、それでも前田健、岩隈相手に連勝。決して相手投手を打ち崩したわけではないが、スーパーエース相手に連勝したのは大きい。

 交流戦初日は、セ・リーグの4勝1敗1分。昨シーズンは上位6チームがパ・リーグで、下位6チームがセ・リーグという屈辱を味わったので、セ・リーグファンとしては、これは何よりも嬉しいニュース。この勢いで、今シーズンはセ・リーグのチームが交流戦優勝を勝ち取ってもらいたいし、それが巨人なら言うこと無し。

 プロ野球実行委員会が、新人王の規定を一部改定した。これにより、外国人選手であってもドラフト指名により入団したり、チームから申請があり実行委員会が了承した選手については、新人王の対象となる。巨人は早速ロメロを申請したということで、まあ、このチームが自分達の都合のいいように規定を改定するのは得意技なので、今更驚かないが、この改定はなかなか興味深い。澤村、福井、榎田など、有力候補がひしめく今年のセ・リーグでロメロが新人王を獲得するのは難しいが、新人王というニンジンをぶらさげ、モチベーションを高めるアイデアは悪くない。

 スリーアローズの長冨監督が成績不振により辞任することになった。事実上の解任だろう。開幕11連敗を含め、現在、公式戦成績は1勝15敗1分。これでは解任も仕方ない。長冨監督は昨シーズンも長崎セインツを成績不振で解任されている。この分だと、指導者としてNPB復帰どころか、独立リーグでのチャンスも無いかも知れない。

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