「自宅のWi-Fiが定期的に不安定になる話」で紹介した話は、電波干渉が原因だった。
Wi-Fiが急に遅くなった場合、電波干渉が原因の可能性が高いことは知っていたのだが、端末側のログで「信号の強さ:強い」等の表示になっていたため、この表現から勝手に電波干渉ではないと推測していたのだが、これが間違いだったようである。まずは原因を突き止めるべきだということで友人から「Wifi Analyzer」なるアプリを紹介してもらい調べたところ、自宅Wi-Fiと同じチャンネルに別のWi-Fiルータの山ができている。これはまさに電波が干渉している証拠だ。
これまで問題なく通信できていたため、ここ数日で隣人がこのWi-Fiルータを取り付けたと想像でき、後から来た人に追い出されて自分がチャンネルを変えるのも、どこかシャクに触るが、そんなことを言っていても解決されないので、チャンネルを変更することにした。ただ、チャンネル変更するだけでは、また隣人と重なるかもしれないので、この際、対応している機器は全て5GHz帯へ移行。
このうち、Amazon Fire TV Stickは5GHz帯に対応していると謳っているものの、アクセスポイントを見付けてくれない。調べてみたところ対応しているチャンネルが限定されているため、ルータ側のチャンネル設定を「自動」にしていると接続できないらしい。
「Amazon Fire TV Stick」(802.11a/b/g/n/ac対応。5GHz帯はW52の36, 40, 44, 48の4チャンネルにのみ対応)
そもそも、ルータのチャンネル設定の「自動」とは、電波の干渉状況を自動判定して、もっとも干渉しないチャンネルを自動的に選択する機能だと思っていたので、電波干渉の可能性は無いと思っていたのだが、この機能の精度は一般的に低いらしいので、Wi-Fiのみの速度が急に極端に遅くなった場合は、Wifi Analyzer等を使って電波状態を確認した方が良さそうである。
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