フェラーリの創設者エンツォ・フェラーリ氏を題材にした映画。F1好きとしては観ないわけにはいかないと思って劇場に足を運んだのだが、ちょっと期待外れだった。
この人を描くのであれば、会社の設立やF1界への影響など、もっとドラマチックに描くことができたと思うし、レースにフォーカスするのであればもっとレースへの関わりについて描くこともできたと思う。そういった特筆すべきドラマがないまま、淡々と物語が進んでいってしまい、それが物足りなさになってしまった。
ただ、この映画の特に後半で中心的に描かれていたアルフォンソ・デ・ポルターゴというドライバーとミッレミリアという大会について、ちゃんと知識があれば、もしかしたら別の印象を受けたのかも。観終わった後に調べてみたところ、そう思わされた。
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