2024年7月18日木曜日

MLBセイバーメトリクス2024前半戦

 一足先にオールスターを終え、後半戦に向かおうとしているMLB。今年もこの時期恒例の前半戦セイバーメトリクス企画。プロ野球ほどは細かく日々の動向をチェックできていないので、記録をまとめることによって今まで気付いていなかった選手を発見できる企画でもある。

 まずは、打者編と言うことでOPSのトップ20。60打席以上の選手でランキング作成。

1.Aaron Judge (NYY) 1.112
2.Royce Lewis (MIN) 1.039
3.Shohei Ohtani (LAD) 1.036
4.Jose Iglesias (NYM) 0.999
5.Juan Soto (NYY) 0.985
6.Bryce Harper (PHI) 0.983
7.Kyle Tucker (HOU) 0.979
8.Rafael Devers (BOS) 0.977
9.Marcell Ozuna (ATL) 0.960
10.Gunnar Henderson (BAL) 0.956
11.Heston Kjerstad (BAL) 0.946
12.Brent Rooker (OAK) 0.942
13.Trea Turner (PHI) 0.941
14.Christian Yelich (MIL) 0.933
15.Bobby Witt Jr. (KC) 0.928
16.Steven Kwan (CLE) 0.920
17.Willson Contreras (STL) 0.917
18.Kerry Carpenter (DET) 0.914
19.Yordan Alvarez (HOU) 0.912
20.Spencer Horwitz (TOR) 0.912

  連日、大谷の猛打が報じられているが、それを上回っているジャッジは凄い。そしてもう一人大谷を上回っているのがツインズのルイス。ケガでほぼ出ていない印象だったのだが、出れば数字を残すことができているので、後半戦は注目。

 イグレシアスがメッツで大爆発しているとは知らなかったが、5位以下はお馴染みの名前が並ぶ。イエリッチが復活していたり、クワンに長打力が付いてきているあたりが注目点か。20位のホーウィッツは、あまり聞いたことが無い選手なので、今後は注目していきたい。

 続いて、投手編ということでWHIPのトップ20。こちらは30イニングス以上で。

1.Emmanuel Clase (CLE) 0.72
2.Hunter Gaddis (CLE) 0.77
3.Carlos Estevez (LAA) 0.77
4.Tyson Miller (SEA/CHC) 0.78
5.Daniel Hudson (LAD) 0.80
6.Bryan Hudson (MIL) 0.81
7.Dedniel Nunez (NYM) 0.82
8.Raisel Iglesias (ATL) 0.84
9.Matt Strahm (PHI) 0.85
10.Mason Miller (OAK) 0.86
11.Jason Adam (TB) 0.86
12.Luke Weaver (NYY) 0.88
13.Logan Gilbert (SEA) 0.88
14.Alex Vesia (LAD) 0.90
15.Robert Suarez (SD) 0.90
16.Kirby Yates (TEX) 0.90
17.Jeff Hoffman (PHI) 0.92
18.Tyler Glasnow (LAD) 0.93
19.Tarik Skubal (DET) 0.93
20.Bryan Woo (SEA) 0.93

 メジャートップはガーディアンズのクローザー、クラーセ。そして2位のギャディスという選手は知らなかったのだが、同じガーディアンズのセットアップということで、この二人が後ろに居るというのは、何とも強力な勝利の方程式ということになる。

 以降も見慣れない名前が多く、改めてまだまだリリーバーに関する知識が不足していると感じさせられるのだが、気になるのはギルバートとウーと、2人もの先発投手がランクインしているマリナーズ。強力なローテーションだと思う。

 15位のスアレスは日本でもお馴染みの選手。松井がクローザーの座に就くには、このスアレスを上回らないといけないので、簡単なことでは無さそう。

 ブリュワーズのハドソンとか、メッツのヌニェスも全く聞いたことが無い選手だったので、観る機会があれば注目していきたい。ちなみに、調べてみたところ、両選手とも8回を任せられるセットアッパーのよう。

0 件のコメント:

コメントを投稿