Adoの2ndアルバムは、16曲中14曲がデジタルシングルとしてリリースされている楽曲で構成されていて、オリジナルアルバムと言うよりも、デジタルシングルコレクションと言った方が良いようなアルバム。良く言えば、ベスト盤ならではの豪華なアルバムと言えるし、逆に捉えると、新曲を期待していたファンにとっては聴き覚えのあるナンバーばかりで、ちょっと物足りないアルバムとも言える。ただ、最近はシングルはCDで出さずにデジタルシングルとしてのみリリースし、曲数が集まってきた段階でまとめてアルバムとしてリリースするパターンが増えてきているので、ある意味、今どきのアルバムとも言える。
直近だと国立競技場でライブやったりと、完全にトップミュージシャンの仲間入りした感のあるAdoだが、意外にも直近ではヒット曲に恵まれてなくて、このアルバム収録の14曲のデジタルシングル曲の中では、まともにヒットしたと言えるのは「唱」ぐらい。ただ、改めて聴いてみると、どの曲もヒットしていないのが不思議なくらいの曲揃い。もっとヒット曲連発しててもおかしくないのに、そうでもないのは、プロモーション不足なのかな。タイアップはけっこうあるので、そうでもないか。
ヒット曲を作ることは難しいことなんだと改めて感じさせられたAdoの2ndアルバムだった。
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