2007年3月26日月曜日

セ・リーグ順位予想 2007年版

 41年ぶりの開幕戦コールドゲーム、33年ぶりの開幕2試合連続引き分けと、珍記録で始まった今年のプロ野球。スペランカー多村の大活躍がある意味心配だが、ズレータの新パフォーマンス「幕張ファイアー」も飛び出し、早くも盛り上がりを見せているパ・リーグに続き、いよいよ今週末の30日にはセ・リーグも開幕する。開幕前に予想しておかんとね。

 1位はやっぱり読売ジャイアンツ。上原、パウエルの出遅れは気になるが、それでも内海、姜建銘、高橋尚、門倉と先発陣は安定感があるし、懸案事項だった中継ぎは吉武の加入で厚みを増した。打線がスタメン、控えともに左だらけなのが気になるが、機動力を使える選手が増えてきており、伊原コーチの加入もあって、1点を取りたい時にソツなく取ることができる攻撃を仕掛けてくるだろう。

 2位は中日ドラゴンズ。荒木、井端の二遊間はもはや芸術。これに李炳圭を加えたセンターラインは12球団で文句無しのNo.1だろう。もちろん投手王国ぶりも健在。平井の先発転向により手薄になったリリーフ陣は中里がアナを埋める。もちろん、中村紀の加入も大きい。

 3位は横浜ベイスターズ。仁志の加入で石井とのベテラン二遊間が結成。この守備力は見逃せない。さらには村田、吉村のMY砲は魅力、迫力ともに申し分無し。打線がチームを引っ張っていきそうだ。もちろん投手力の底上げも見逃せない。工藤の加入がクローズアップされているが、戦力面では寺原の加入はとても大きい。クアトロK解散でリリーフ陣に不安は残るが、現代野球の常識を打ち崩すような打ち勝つ野球を展開してくれそうな予感がする。

 4位は阪神タイガース。西武から松坂が抜けた影響よりも阪神から井川が抜けた影響の方が大きいだろう。何しろ、代わりに柱となりそうな投手が見えてこない。本来なら福原がエースに君臨しないといけないはずだが、そこまでの力を出せれていない。打線の方は、ここ数年は完全に固定されている感じ。それはそれでいいことなのかも知れないが、見方を変えれば若手の台頭がないと言うこと。主力の年齢が上がってきているだけに成績の下降が気になってくるし、このあたりで林威助あたりがどこかのポジションを奪えば面白いが、このままだと今年はちょっと低迷する予感がする。

 5位は広島東洋カープ。黒田は残留したが、黒田に続く先発がどうにも居ない状態。大竹がもう一皮むけてくれないと苦しい。一方打線は期待が持てる布陣。栗原、東出、新井、梵の内野手陣は魅力たっぷり。また、前田の2,000本も控えており楽しみは多いが、それでもこの戦力だと5位が精一杯だろう。

 6位は東京ヤクルトスワローズ。岩村の放出で攻守の要を失っただけでなく、リリーフ陣の象徴であるロケットボーイズの五十嵐、石井弘が共に今季絶望。厳しい戦いを強いられることになりそうだ。90年代以降は試合巧者ぶりを見せつけているヤクルトだが、さすがに今シーズンの戦力では、苦しいか。

 日本シリーズ進出チームはパ・リーグと同様セ・リーグも予想が難しい。ただ、全体としては2強4弱になると予想するので、巨人と中日による頂上決戦になると見る。

2 件のコメント:

  1. こんにちは。

    セ・リーグもいよいよ開幕。

    こちらは予想が別れたようですね~。(笑)

    ��チームとも白熱した試合をしてもらって、プロ野球を盛り上げて欲しいですね。

    返信削除
  2. ��mintslifeさん

    コメントありがとうございます。セは中村紀が目立っていますね~。

    返信削除