2007年3月18日日曜日

G戦観戦記 「東京ドームもこれで見納め?」

 17日の東京ドームでの巨人vs楽天オープン戦に行ってきた。東京生活も残り2週間(のはず)。うちの会社の拠点を考えると、また東京に戻ってくることは考えにくいので、もしかしたら今回が僕自身生涯最後の東京ドームになるかも知れない。とまあ大袈裟な前振りはともかく、開幕まであと2週間。そろそろ本格的な仕上がりを見せたい時期である。

 そんな試合で光っていたのは、姜建銘、鈴木尚、高橋由の3選手。

 姜建銘は7回2安打1失点という素晴らしいピッチング。その成績ももちろんだが、良かったのは投げるテンポ。あのテンポの良さがあれば野手のリズムも良くなり好守備も生まれるし、何よりも見ていて気持ちいい。今年はシーズン通して先発の軸となって活躍してくれそうな予感だ。

 鈴木尚は、初回いきなりフェンスに激突しながらの大ファイプレー。もちろん彼の俊足があってこそのナイスキャッチだ。いかんせん彼はH多村と同じぐらいスペランカーなので、球場中が騒然としたが今回は無傷だった。そして5回に飛び出したスーパープレー。何と一塁走者の鈴木尚は谷のセンター横へのヒットで長躯ホームイン!そう、まさに1987年のあの日本シリーズの再現である。これだけの脚力のある鈴木尚。例年のようなスペランカー振りが出てこなければ、大きな戦力になりそうだ。

 そして高橋由。結果は3タコだったが、そのうち2打席の当たりは痛烈。他のどの選手よりも打球の勢いが鋭かった。調子がいい証だろう。

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