「I believe」や「三日月」の大ヒットで、バラードシンガーのイメージが定着しつつある絢香。そんな彼女のファーストアルバム「First Message」を今更ながら聴いてみた。
まず思ったのは、あらためて書くようなことではないが、彼女の声は本当に存在感があるということ。安定感のあるボーカルは、デビュー一年目とは思わせない安定感がある。逆に悪く言えばフレッシュさが無いということも言えるが、それぐらい安心してリラックスして聴くことのできるアルバムだ。
そして、もう一つ思ったのは、彼女の真骨頂はバラードよりも、むしろミディアム~アップテンポの曲にあるということ。コブクロとのコラボ作「WINDING ROAD」の大ヒットもあったが、本アルバム収録曲の中でも、シングルとしてリリースされているM2「Real voice」、M7「melody」はもちろん、その他にもM8「君のパワーと大人のフリ」、M12「Story」といった激しすぎず且つノリの良い曲が彼女の声にマッチし、聴いてて自然と体が動き出すような心地いい楽曲に仕上がっている。
こんな曲をナマで聴いたらどんなに楽しいことだろうか。いま、一番ライブを見たいミュージシャンかも知れない。
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