2007年10月31日水曜日

日本シリーズ折り返し地点

 第1戦はダルビッシュと川上の誰にも文句をつけさせない投手戦を紙一重でダルビッシュが制した。第2戦は驚きの一発攻勢でドラゴンズが制した。そして第3戦はビックリ箱のように飛び出した7連打でドラゴンズが制した。何が言いたいかというと、両チームともまだ本当の意味で自分達の勝ち方で勝利を収めてないということ。その証拠に稲葉はまだノーヒットだし、ウッズはヒットや打点はあるものの、ホームランはおろか、ゴロのヒット以外で打球が外野に飛んでない。星勘定は2勝1敗でドラゴンズが一歩リードしているが、内容的にはまだ五分五分と見る。どちらのチームが先に普段の戦い方を取り戻すかが、第4戦以降のキーになりそうだし、取り戻した方が一気にシリーズを決める可能性も高い。

 そうなると、ポイントは力を取り戻さないよう抑えるべく第4戦の先発投手。ドラゴンズは相変わらずの先発隠しぶりで小笠原か山井か全く読めない状態。日ハムは左右によってオーダーを変えてくるチームだけにやっかいだろう。それよりも読めないのが日ハム。大本命のスウィーニーが第3戦でリリーフ登板したことにより、こちらも混迷状態。経験のある金村か、復調の兆しが見える八木か、若さの吉川か。

 どちらにせよターニングポイントになりそうな第4戦。都合によりテレビ観戦できそうもないが、ケータイサイトで試合の行方を見守りたい。っていうか、既に予想が外れているので、あまり大きなこと言えないが。

2007年10月30日火曜日

プロ野球ファミスタDS発売につきまして

 11月15日にニンテンドーDSソフト「プロ野球ファミスタDS」が発売される。久しぶりに買いたいなと思わされるゲームだ。詳しくはこちら

 これまで数多くの野球ゲームで数多くの試合をプレイしてきた僕だが、記憶に残るホームランが2発ある。

 1本目は、初代ファミスタで放った初ホームラン。バースや落合といった、当時三冠王に輝いていた打者がいるなか、僕が放った初ホームランはフーズフーズの古屋による、レフトポール際フェンス直撃のホームランだった。初ホームランを打つまで、かなりの試合数がかかったように覚えている。ちなみに、ポール際のフェンス直撃弾がオーバーフェンスと判定されてしまうのは、ファミスタ愛好家には、あまりにも有名なバグ。

 2本目は、ちょっとマイナーなソフトだが、「究極ハリキリスタジアム」で放った一発。これは買って初めてプレイした時の先頭バッター駒田で打ったのだが、これぞまさに正真正銘の先頭バッターホームラン。残念ながら今シーズン(現実)の高橋由のように初球ではなくて、かなり何球もファールで粘った末でのホームランだったが、それでも最初のバッターで打ったものだからとても印象的だった。

 皆さんのゲームにおける印象に残る一発は何ですか?

2007年10月28日日曜日

2007年10月MSVランキング

1位 : ア・イ・シ・テ・ルのサイン (DREAMS COME TRUE)
2位 : LOVE & TRUTH (YUI)
3位 : ここにいるよ (SoulJa)
4位 : SUPER LOVE SONG (B'z)
5位 : DAYBREAK'S BELL (L'Arc~en~Ciel)
6位 : 愛のうた (倖田來未)
7位 : イッツ マイ ソウル (関ジャニ∞)
8位 : Beautiful World (宇多田ヒカル)
9位 : 永遠の詩 (中島美嘉)
10位 : LALALA (加藤ミリヤ)

 1位はDREAMS COME TRUE。ドリカムの1位獲得は「LOVE LOVE LOVE」以来12年ぶり!

 全体的には秋の訪れを感じさせるバラードナンバーが並ぶランキングとなった。

2007年10月27日土曜日

日本レコード大賞作詞賞はこの曲に決まり!

 賞レースの話をするのは、まだまだ早すぎる感もありますが、今年の作詞賞はSEAMOの「Cry Baby」しかないでしょう。もう、これ以外はあり得ないですね。最高の歌詞です。同郷の贔屓目とかは関係ありません。本当に素晴らしい歌詞です。

 SEAMO「Cry Baby」の歌詞はこちら

2007年10月25日木曜日

日本シリーズ予想2007

 この時期にしては、ここ数年で最も脱力感を感じているが、そうは言っても頂点を決める戦いを無視するわけにはいかない。ということで、例年通り日本シリーズの大予想を行ってみる。

 今年はまず結論から。ズバリ!4勝1敗で日本ハムと予想する。

 まずは日本ハム。森本が出て田中賢が送り稲葉が返す攻撃は安定感抜群。下位にも意外性のある高橋や小谷野が控えており、まさに死角なし。投手陣もダルビッシュとグリンは磐石で負ける要素が見当たらない。このように万全の布陣を誇る日ハムで、キーマンはセギノールと武田勝だろう。CSで不調だった両選手だが、この2選手の調子があがっているようなら、一気に決めてしまうだろうし、逆に不調のままなら、案外もつれるかも知れない。

 中日はCSで見て分かるように、どうしてもウッズ頼み。G投手陣はウッズに滅法弱いため、軽く3タテを食らわせたが、日ハム投手陣はウッズを昨年のシリーズでは15-4、今年の交流戦では6-1で、共にノーアーチに封じているため、ドラゴンズ打線が完全に沈黙する恐れがある。僕が思うキーマンは井端。粘りある打撃に定評がある井端だが、僕にはここぞという場面で意外と淡白なバッティングをする一面も併せ持つように映っていて、そちらの面が出ずにいい面がうまく出てくれれば、森野や中村紀が返すパターンに持ち込めるかも知れない。逆に淡白な面が出てしまうと、打線が全く機能せず、一気に敗退する危険性もある。

 今年の交流戦でも3勝1敗と分が悪い中日。ただ、その1勝は川上とダルビッシュの投げ合いによるもので、エース同士の投げ合いで勝っているという点はドラゴンズにとって好材料。また、常に熱戦を繰り広げているイメージのある日本シリーズだが、2000年以降、平均して5.4試合しか行われておらず、意外とあっさり決まっていることの方が多い。今年も勢いに乗ったチームが一気に決めてしまうことも充分に考えられそうだ。

 もう一つ日ハムにとって有利なデータとして、前年と同じ対戦になったシリーズは一番最近の1992-93のヤクルト-西武を含め過去には11回あるが、前述のヤクルト-西武以外の10回は、全て前年と同じチームが日本一を獲得している。リベンジを果たしたのは1993年のヤクルトだけだ。今回も、昨年の圧勝でいいイメージを持っている日本ハムが優勢にシリーズを進めるか。

 ちなみに、このブログを開設してから日本シリーズ予想をするのは3回目だが、過去2回はいずれも優勝チームを当てており、しかし勝敗は外している。つまり、日本ハムが4-0、4-2、4-3のいずれかで日本一になれば、このジンクスも継続されるわけだが、果たしてどうなることか。

2007年10月24日水曜日

CDレビュー チャットモンチー「生命力」

 1st「耳鳴り」に続き、2nd「生命力」もロックサウンド全開のチャットモンチー。M1「親知らず」から飛ばしまくっているこのアルバムは、全曲手抜きなしという印象で聴き応え充分の名盤だ。

 チャットモンチーロックサウンド全開のM4「世界が終わる夜に」やM9「真夜中遊園地」もいいし、M8「素直」のようなバラードはライブではいいアクセントになるんだろうと想像できる。アルバムを引っさげてのツアーもあるということで、一度はライブを観てみたいバンドだ。

 シングル曲も4曲も収録されている豪華版。デビュー作でブレイクしたミュージシャンの2ndではパワーダウンを感じてしまうケースが多い中、チャットモンチーの2ndはますます力を付けていることを強く感じさせてくれる一枚に仕上がっている。

 今回は、M4「世界が終わる夜に」と、シングル曲からM6「とび魚のバタフライ」を紹介したい。

https://www.sonymusic.co.jp/artist/chatmonchy/discography/KSCL-1120
(後日追記:オトフレームがリンク切れのため、リンク先変更)

2007年10月23日火曜日

ライコネンがワールドチャンピオンに!

 (少し前のネタですが、僕にとっては今日のネタなのでお許しを。)
 最速ドライバーと言われながら、不運やここ一番での勝負弱さによりタイトルに恵まれていなかったキミ・ライコネンが、今シーズン最終戦の歴史的な接戦の末、2007年度のワールドチャンピオンに輝いた。

 アロンソのV3やハミルトンの史上初ルーキーシーズンでのチャンピオン獲得というのも見てみたかった気もするが、史上稀に見る混戦の今シーズンにライコネンが優勝したことは、最速の男に本当の強さが備わったことを意味するので、来シーズン以降の更なる飛躍が楽しみになったと言える。

 しかし、どうせワールドチャンピオンになるんだったら、マクラーレン時代になって欲しかったなぁっていうのが、一ファンとしての本音。

2007年10月22日月曜日

名古屋で飲んで津に帰る

 今日は、仕事の関係で久々の名古屋出張。っていうか、正確には「久々」ではなくて、入社以来、名古屋出張は2回目で、もちろん津に来てからは初めて。

 出張の内容はここで説明するほどのことでもないので割愛するが、業務終了後は関係者で飲み会突入。仕事の付き合いで名古屋で飲むのは今回が初めてかも。

 飲み会はか~なり盛り上がり、状況としては二次会突入モード。しかし、そこでふと我に帰る僕。ここで、二次会突入すると津に帰る終電に間に合わない。まあ、実家があるし、翌朝実家から津に出勤しても、多少早起きすれば充分に間に合うので、自分の楽しみとメンバーとの親睦を深める意味で二次会まで行っても良かったのだが、そのメリットよりも実家に1泊することによるめんどくささの方が勝り、結局1次会で無理やり切り上げ、津に戻ってきた。

 実家に帰っても、色々と攻撃を受けて、精神的に疲れるだけですからね。(笑) ←笑っている場合ではない。。

2007年10月20日土曜日

CSセ第3戦 ~渡辺さん、出番ですよ!~

 まるで第1戦のVTRを見ているかのようにウッズに持っていかれ、あっけなく敗退したジャイアンツ。このショックの大きさは1990年の西武戦4タテなみだ。是非とも、選手達には「野球観が変わるほどのショック」を受けて、来シーズンに生まれ変わってもらいたい。(当の発言をした岡崎選手は、翌年以降に特別成績が良くなったわけではないが…)

 2004年にプレーオフが始まって以来、2004年の西武、2005年のロッテに続きこれで3チーム目のシーズン1位以外のチームによる日本シリーズ進出。しかも過去2回はいずれも当該チームが日本一になっており、真の日本一とは言えないチームが「日本一」の称号を手にするという、何ともいびつな形になっている。今回もこんな事態を招くのは嫌なので、星野監督退陣以来、アンチ中日意識はかなり薄れている僕ではあるが、シリーズでは中日の敗戦を祈り、日本ハムを精一杯応援したい。

 それにしても、試合後の勝利監督インタビューでもどこか遠慮がちに話していた落合監督。優勝した巨人への気遣いなのだろうが、日本一進出を決めた監督がその試合の勝利監督インタビューで喜びを爆発させられないなんて、やはりこのクライマックスシリーズはどこかおかしい。渡辺さん!ここは久しぶりにあなたの出番ですよ!「クライマックスシリーズなんて、くだらん。すぐやめさせろ!!」の一言を、巨人ファンだけではなく、多くのプロ野球ファンが待ってますよ!

2007年10月19日金曜日

CSセ第2戦 ~原監督は勝ちたくないのか?~

 序盤、不安定な川上をとらえきれなかったG打線。徐々に立ち直りを見せる川上とは逆に、G投手陣は中日打線に打ち込まれ、レギュラーシーズンではあまり当たりの出なかった李炳圭や谷繁に打撃に火を点けてしまい、あっさりと王手をかけられてしまった。

 勝敗のターニングポイントは幾つかあり、そこから敗因を指摘し、その原因となった選手を責めるのは簡単だが、選手だって一生懸命プレーしている。ファンとしては、最後まで選手を信じて、応援し続けたい。そうすればセギノールのように最後には期待に応えてくれるはずだ。

 むしろ、納得いかないのは原監督の姿勢。原監督は本当に勝ちたいという気持ちを強く持っているのだろうか?

 問題の場面は3-1で迎えた7回表。無死二塁でバッターボックスに入った中村紀は一塁前に送りバントをした。この時一塁手の李承燁は判断良く三塁へ送球。タイミングは微妙だったが、僅かにタッチの方が早かった。なのに判定はセーフ。アウトを確信した三塁手の小笠原は激しく抗議するも原監督は何故かベンチから出てこようとしない。2点差という僅差で、ここで無死一三塁になるか、一死一塁になるかでは、局面的にあまりにも大きな違いがあり、タイミング的に明らかにアウトだったということを考えると、ここは納得いくまで抗議するべきだろう。もちろん、抗議によって判定が覆ることは無いだろうが、勝利への執念を持っていれば、自然と体が動くはずだ。それに、そのような監督の態度により、選手はより一層奮起するというもの。

 第1戦でも、球審の勘違いで別の選手を代打に告げたにもかかわらず、木村拓を場内アナウンスされた場面でも、少し抗議しただけであっさりと引き揚げてしまった原監督。監督に勝利への執念が感じられないような状況では、いくら選手が一生懸命頑張ろうと思ってもモチベーションも上がらないし、勝ち目がないのではないだろうか。第1戦でも少し気になった点だったが、今日の第2戦を観戦して、強くそう思った。このままではあっさり3タテを食らいかねない。

2007年10月18日木曜日

CSセ第1戦 ~本当の勝負はここから~

 セ・リーグのクライマックスシリーズ第2Sの第1戦。先発内海が早い回に崩れ、ドラゴンズが先手を取った。でも、G党の僕から言わせてもらえば、そんなに痛い敗戦ではない。負け惜しみじゃないですよ。

 誰もが驚いた先発小笠原という奇襲。さすが奇襲好きの落合監督だし、いつかの開幕投手川崎のように、彼の奇襲は決まって成功する傾向にある。でも、このおかげで今後は順番は分からないが川上、朝倉、山井と右ピッチャーが続くことが安易に予想できるので、逆にやりやすいだろう。それとも、落合監督のことだから、奇襲第2弾ということで明日あたり山本昌を出してくるかな?

 相手先発の左右が分かりやすくなったことに加え、今日の試合には収穫が幾つかあった。

 まず、多少逆説的にはなるが、内海が早い回にKO食らったので、第5戦に中3日で使えるというのはプラス面だろう。スランプに陥ると長くなる李承燁がいい形で2安打放ったのも好材料。さらには、故障空けの林が好投して、使えるメドがたったのも良かった。

 逆に、野間口をリリーフで使ったことにより、野間口の今シリーズでのリリーフ起用が明らかになったことは、第4戦の先発が金刃であることがほぼ確定したこととイコールであり、選択肢の幅が狭くなったという意味では心配な材料。奇襲でパウエル先発も考えられるが、可能性は低いか。また、9回は門倉ではなくて、病み上がりの豊田に調整登板させてあげたかった気もする。

 5戦勝負の短期決戦といえども、それは逆に2試合は負けてもいいことを意味する。実戦から2週間以上離れているジャイアンツにとっては、試合感を取り戻すのにちょうどいい敗戦だったのではないかと思う。

2007年10月16日火曜日

明日は日本脳神経外科学界総会なのか?

 成瀬ではなく小野が先発と聞いた瞬間、日ハムの日本シリーズ進出を信じて疑わなかったが、大舞台に滅法強い里崎の大活躍で2勝2敗のタイに戻したロッテ。明後日の第5戦の予告先発は誰がどう考えてもそれしかないと分かるダルビッシュvs成瀬であり、これはもう超シビレる試合になること間違いなしだ。ま、クライマックスシリーズ大反対派の僕としては、1位通過チームが日本シリーズに出るべきだと心の底から思っているので、明後日は力一杯日ハムの応援をしますけどね。(もちろんセの第2Sが始まるので我がジャイアンツの応援にも力を入れますが。)

 っていうか、セの第2Sは5連戦なのに、パは何故第4戦と第5戦の間に1日の空きがあるんだろう?明日は、札幌ドームで日本脳神経外科学界の総会でもあるんかな?(笑)

2007年10月15日月曜日

キーマンは野間口

 木曜日から始まるセ・リーグのクライマックスシリーズ第2ステージ。CS反対派の僕ではあるが、我がジャイアンツが日本シリーズに進出するためには、見逃すわけにはいかない。そこで、ジャイアンツの第2Sでの戦い方を考えたい。

 これまでのクライマックスシリーズを見ていると、先発投手が大きなカギを握っていることがよく分かる。今日(15日)までの8試合で、勝利チームの先発投手は平均7.0イニングを投げ、防御率が1.28なのに対し、敗戦チームの先発投手は平均で僅か3.1イニングしか投げられず防御率は何と12.04。これほどの対照的な結果が残っているのだ。

 そうなると、気になるのはもちろんジャイアンツの先発投手陣。セ・リーグの第2Sは5連戦で行われるため、第1戦の投手が第5戦に投げようとすると中3日になってしまい、この間隔で先発することは現代野球ではあり得ないので、5人の先発投手が必要となる。これは中4日でまわせば4人でまわすことができる日本シリーズよりも選手層の厚さが求められるということだ。

 内海、高橋尚、木佐貫は当確として、残り2枚が問題だ。悩みどころは野間口の起用法。9月の働きぶりを見ると、この3人に次ぐ期待を持てるピッチャーなのだが、ロングリリーフもできる存在なだけに、使い方が難しい。短期決戦だからこそ1試合も落とせないし、そうなった場合、先発投手が早いイニングで崩れた時に試合をたて直すことができるロングリリーフも残しておきたいからだ。とは言え、先発投手の駒が足りない巨人。ロングリリーフは西村に任せて、野間口は先発にまわすだろう。残る一枚はシーズン最終戦で好投した金刃か。復調が伝えられるパウエルも、ここ一番の試合を任せるほどではない。

 では、この5枚をどのように出していくかだが、初戦は間違いなく内海だろう。ポイントは川上の先発が予想される第2戦。第1Sでの鬼気迫るピッチングを見て分かるとおり、川上相手にまともに戦ったのではちょっと分が悪い。ここは木佐貫で勝てればラッキーぐらいのつもりで臨むのがいいだろう。1,2戦とどのような展開になっていたとしても、大きなキーポイントとなる第3戦。ここは高橋尚だろう。第4戦は難しい。ただ、セ・リーグはパ・リーグと違って予告先発が無いので、展開によって先発投手を変えることができる。なので、2勝1敗で来てたら金刃の若さで勢い任せにいったほうがいいだろうし、逆に1勝2敗で後がなくなっていたら、9月の超ラッキーボーイ野間口に託すのがいいだろう。第5戦はそれぞれ残った方のピッチャーを先発起用し、総力戦で戦うといったところか。

 つまり、こういうこと。
 第1戦 内海
 第2戦 木佐貫
 第3戦 高橋尚
 第4戦、第5戦
 (第3戦までで2勝1敗なら)金刃、野間口
 (第3戦までで1勝2敗なら)野間口、金刃

 いずれにせよ、2敗して絶対に負けられない状態になってしまった場合の試合は、先発に野間口を起用すると予想。つまりキーマンは野間口ということで、9月に見せたあの安定感をクライマックスシリーズでも存分に発揮してもらいたいものだ。

2007年10月14日日曜日

クライマックスシリーズ改善論

 一応、それなりの盛り上がりを見せているクライマックスシリーズ。とは言え、ペナントレースで一年間戦った意味が無くなってしまうこの制度は、やはりどう考えてもおかしいし、例え今年の結果がどうなろうと反対し続けることに変わりない。

 ただ、最近のNPBの動きを見ているとクライマックスシリーズが1年で終わるとも思えないし、それならば意固地に反対してても仕方ない。プロ野球ファンとしては、ある程度は認めていくしかないのだろう。ただ、それだとしても、今のクライマックスシリーズには、どうしても改善してもらいたい点が2つある。

 一つは日程。大リーグの全てが素晴らしいと言うつもりはないが、それでも大リーグはペナントレースが閉幕してから、ほとんど間がなくプレーオフに突入し、そのまま一気にワールドシリーズへとなだれこんでいくが、NPBでは無意味に日程が空いている。これでは、せっかくの盛り上がりも、度々水を差される格好になってしまう。

 ちなみにパ・リーグの日程は、第1Sが月火水、第2Sが2日空いて土日月火木、そしてそこから何故か1週間空いて日本シリーズであり、セ・リーグは第1Sが土日月、第2Sが2日空いて、木金土日月、そしてやはり4日も空いて日本シリーズだ。一つの案として、両リーグとも第1Sを火水木、第2Sは1日空けて土日火水木、そして1日空けて日本シリーズ突入としたらどうだろう。この方が、日程に空きが少なく、一気に盛り上がっていけるのではないだろうか。

 もう一つの改善して欲しい点は1位チームへのアドバンテージ。1年間戦って優勝したチームへのアドバンテージが「全試合ホーム開催」ぐらいしか無いのは、あまりにも優勝したチームへの敬意が無さすぎではないだろうか?

 しかし、これも1点目の日程改善により解消されると考える。というのも、第1Sと第2Sの間がつまれば、それだけ第1Sで投げた先発投手を第2Sに起用できなくなるわけで、これはある意味アドバンテージとなると言えるのではないか。

 どうですか?NPBさん。これぐらいならできますよね?

2007年10月13日土曜日

セイバーメトリクス2007

 プロ野球の選手を評価する上で新たな指標となりつつあるセイバーメトリクス。以前に2006年シーズンで分析をしたが、2007年シーズンもレギュラーシーズンが終了し、公式記録が出揃ったので、早速発表したい。

 2006年度シーズンの結果と、それぞれの指標の意味はこちらを参照頂きたい。

 今回も前回と同様100打席以上・30イニングス以上を対象とする。

 まずは打者部門から。

○出塁率
 1.福留.443 2.青木.434 3.ウッズ.418 4.清水.417 5.高橋由.404 6.ローズ.403 7.野口.398 8.草野.389 9.稲葉.387 10.ガイエル.381 11.川崎.381 12.リック.380 13.栗山.380 14.カブレラ.377 15.村田.376 16.ラミレス.371 17.和田.370 18.相川.369 19.井端.368 20.ズレータ.368

 名を連ねて当たり前のメンバーが並ぶ中、気になるのは清水。ここ数年はあまりいい起用のされ方をしていないが、やはり実力充分。ファンとしても来年はレギュラーで起用してもらいたいものだ。まだ知名度はそれほどでもないが、草野や栗山は来シーズンブレイクするか?

○OPS
 1.ローズ1.006 2.高橋由.982 3.福留.963 4.ウッズ.948 5.青木.942 6.ラミレス.940 7.山崎武.936 8.野口.930 9.村田.929 10.小笠原.902 11.矢野(G).892 12.稲葉.892 13.カブレラ.890 14.ガイエル.874 15.栗原.873 16.ラロッカ.871 17.阿部.868 18.清水.864 19.G・G・佐藤.861 20.佐伯.856

 ここでも名前が出てきた青木。確実性に加え長打力も備わってきたというで、福留の大リーグ挑戦がうわさされる中、ポスト福留の第一候補として期待したいところ。力の衰えが指摘される佐伯もまだまだやれることを証明した。

○NOI
 1.福留616 2.ローズ604 3.青木603 4.高橋由597 5.ウッズ595 6.野口575 7.清水566 8.ラミレス561 9.村田560 10.稲葉555 11.山崎武551 12.カブレラ548 13.ガイエル546 14.小笠原543 15.草野541 16.ラロッカ535 17.矢野(G)534 18.栗原532 19.和田528 20.阿部526

 前半で戦線離脱したため、あまり印象に残っていない福留だが、さすがの数字。同じくあまり活躍した印象が無い和田もしっかりと結果を残していた。

次は投手部門。

○DIPS
 1.藤川1.43 2.豊田2.03 3.上原2.15 4.クルーン2.26 5.ウィリアムス2.31 6.岩瀬2.62 7.ダルビッシュ2.64 8.小林宏2.71 9.加藤大2.73 10.岸田2.76 11.小山2.81 12.馬原2.84 13.江尻2.85 14.杉内2.87 15.成瀬2.89 16.斉藤和2.94 17.久保田2.94 18.金子2.95 19.シコースキー3.00 20.武田久3.01

 各チームのエースやストッパーが並ぶ中、気になるのはオリックスの中継ぎ陣。錚々たるメンバーが名を連ねる中、岸田と金子が入っているあたり、あまり目立ってなかったものの実は安定したリリーフ陣を備えていたことを物語っている。それでもチームが最下位に沈んだのは何故?

○WHIP
 1.藤川0.83 2.上原0.84 3.ウィリアムス0.89 4.ダルビッシュ0.89 5.武田勝0.91 6.川崎0.91 7.青木勇0.92 8.成瀬0.94 9.MICHEAL1.03 10.馬原1.04 11.岩瀬1.05 12.グライシンガー1.05 13.渡辺俊1.08 14.グリン1.08 15.荻野1.09 16.小山1.10 17.杉内1.10 18.シコースキー1.12 19.本柳1.12 20.林(G)1.12

 こちらで気になるのはロッテの中継ぎ陣。川崎、荻野と言った、全国的にはほぼ無名のピッチャーが安定した力を発揮している。どの選手もチームに欠かせない戦力なので、補強のために獲得できるような選手ではないが、青木勇あたりは中継ぎが弱いチームにとってはけっこう狙い目かも。

2007年10月9日火曜日

プロ野球順位予想2007の結果発表

 まだまだ安濃津よさこいの余韻が残りまくっていて、他の事にあまり興味がいかない状態であるが、いつの間にかペナントレースは今日(9日)が最終戦で、いつの間にかセパ共に順位が確定しているため、3月に行ったペナント順位予想の結果発表をしてみたい。

 ちなみにセ・リーグの順位予想はこちらで、パ・リーグの順位予想はこちら

 まずはセ・リーグ。
 予想:1巨 2中 3横 4神 5広 6ヤ
 結果:1巨 2中 3神 4横 5広 6ヤ

 うおっ!惜しいっ!

 横浜は村田と吉村の台頭があって躍進すると読んだが、思ったほど吉村が爆発しきらなかったのが予想が外れた原因。阪神は主力の高齢化で戦力低迷を予想したが、林威助や桜井といった若手の台頭は予想できていなかった。

 次はパ・リーグ。
 予想:1ソ 2ロ 3西 4日 5楽 6オ
 結果:1日 2ロ 3ソ 4楽 5西 6オ

 セ・リーグと違って、かなり予想が外れた。日ハムは他球団と比べて良い材料が無いため、4位と予想したが、そんな読みを上回る強力な投手陣が存在した。また、西武は戦力ダウンは予想しつつも、25年連続Aクラスという実績から来る「野球を知っている」チームという安定感を発揮すると思ったが、松坂のアナはあまりにも大きかった。

2007年10月8日月曜日

おめでとう!あっぱれボディパンプ

 いやいや、恐ろしいこともあったもので、昨日、目をつけた5チームがそのまま1位から5位を獲得してしまった。もう、ここまで来ると、僕も完全に安濃津よさこいマニアだ。

 大賞を受賞したのは「あっぱれ!踊り隊!!~ボディパンプ編~」。「だったらあげちゃえよ」の方が観ている観客から自然と笑顔がこぼれるような楽しさがあり、個人的にはだったらに大賞をあげたかったが、演舞の前のMCでも大賞にこだわっていたボディパンプが受賞したことにより、イベントの全体的な盛り上がりを考えると、これで良かったのかも。とにかく、それだけこの5強は、それぞれに他のチームに無い魅力があり、順位を付けるのがかわいそうなほど、実力が拮抗していた。ただ、「極津」はTOP3には入って欲しかったなぁ。

 それにしても、降水確率50%だったこともあり天気の心配をしていたが、雨が降らなくて本当に良かった。来年はスタッフ側ではなくて、一人の観客として楽しみたいものだ。あ、でも、スタッフ側として各チームの裏側を多少なりとも見ていたこともあって、これだけ熱中できたのかも。

2007年10月7日日曜日

安濃津よさこいにどっぷりつかってます

 以前にも紹介した「津まつり」内で行われる「安濃津よさこい」。昨日(6日)も仕事で行ってきたし、今日(7日)も仕事で行くのだが、昨日の19時半から行われた前夜祭は仕事抜きで楽しんできた。

 この前夜祭は、昨年度の安濃津よさこいにおいて、ファイナルステージまで勝ち上がった10チームが連続して演舞するというもの。さすが強豪揃いだけあって見所満載だし、観客の数もこの時間帯に一気に増えた感じがした。

 この10チームは、今年もファイナルステージに残る可能性が高いと思われるが、その中でも特に力が抜きん出ているなと感じたのは「だったらあげちゃえよ」「あっぱれ!踊り隊!!~ボディパンプ編~」「極津」「花昇舞」「天狗ぅ」の5チーム。この中から大賞受賞チームが出ると予想するが、果たしてどうなるか?

 その時間帯は仕事の方も佳境を迎えているだろうが、審査結果の方もとても楽しみである。ちなみに予選通過チームの発表は16時半頃の予定とのこと。

 (注)舞台の模様を写真に撮ってアップしようとしたのだが、演舞者の動きが激しすぎて写真がブレてしまい、うまく撮影できませんでした。激しく動く被写体を撮るのって安物のデジカメでは不可能なんでしょうかね。

2007年10月3日水曜日

巨人優勝

 サヨナラエラーと言う前代未聞の優勝決定シーンを迎えた巨人軍。ファンとしては当然嬉しいのだが、いま一つ喜びを爆発させる気にならない。もちろん、これからクライマックスシリーズが控えているからだ。

 試しに、今世紀に入ってからの優勝決定シーン及び日本シリーズのシーンで、一般的に最も記憶に残っているだろうと思われるシーンをあげてみる。

・2001年
 これは、間違いなく北川の代打満塁優勝決定サヨナラホームラン。これはもの凄いインパクトがあった。

・2002年
 1990年の雪辱を果たした巨人の西武4タテ。ファンなら間違いなくこれが記憶に残っているはずだ。逆に優勝決定シーンはあまり記憶がない。甲子園で、負けて胴上げだったっけ?

・2003年
 阪神と福岡ダイエーの対決となった日本シリーズは、究極の内弁慶シリーズとなり、何と全7戦ともホームチームの勝利。セの優勝は甲子園で、他球団の結果を待って決定したんだっけ?

・2004年
 中日と西武の日本シリーズとなったこの年。第1戦の49分間抗議は両チームの執念を感じさせた。

・2005年
 千葉ロッテが圧倒的な力で阪神をねじ伏せたこの年。初戦から打線が大爆発し、濃霧コールドという結末は、天までが千葉ロッテの味方をしていた印象だ。

・2006年
 北海道日本ハムが新庄引退効果で中日を圧倒。ひちょりが一気に全国区に躍り出た。

 さて、この中で、パ・リーグのプレーオフがどの年から始まったのか、迷わず言い当てられる人がどれくらい居るだろう?正直、僕自身も一瞬迷った。

 何が言いたいかというと、数年経ってしまえば、シーズンの激闘の記憶は随分とかすんでしまい、逆にシリーズの記憶はしっかりと残っているということ。つまり、巨人も今年優勝しただけでは、数年経ってしまえばそんなことは忘れ去られてしまい、その頃にはシリーズの記憶だけが残っているだろうということだ。

 だからこそ、クライマックスシリーズは勝たないといけない。そう思うと、まだまだ喜んでいる場合ではないし、クライマックスシリーズに勝ち残って初めて喜びを爆発させられるのではないだろうか。

 っていうか、クライマックスシリーズはマジでやめましょうよ、NPBさん。僕の周りにG党、ドラキチ、トラキチと居ますが、どの人のブログを見ても反対してますよ。

2007年10月2日火曜日

CDレビュー Sotte Bosse「moment」

 Sotte Bosse待望の3rd「moment」がリリースされた。今回はオリジナル曲がグーンと増えて、収録曲の約半分はオリジナルである。

 どの曲もこれまで通り、Sotte Bosse節全開。不思議なのはオリジナル曲であっても、誰かのカバーかなと思わせるのは、彼女の声・歌い方イコールカバー曲という固定観念が僕の中で定着しすぎたためか。

 嬉しいのはM6「Replay」。初のミスチルカバーがこの曲というのは、ミスチルファンの心をくすぐる選曲ではないか。そして、M9「三日月」はかなり大胆なアレンジ。これぞSotte Bosseならではのアレンジだ。

2007年10月1日月曜日

F1日本GP観戦中

 おいおい。セーフティカー先導のスタートですか。けっこう長い間F1を見てきているつもりだが、こんなレースは初めて見たかも知れない。セーフティカー先導のスタートの場合、フォーメーションラップからそのままレーススタートするんですね。

 しかし、いつまでセーフティカーが入ったままなんだろう。まさか、このままレース終了なんてこと無いよね?