2008年12月16日火曜日

2009WBC日本代表第一次登録メンバー候補選手発表!

 ドラゴンズの事実上のボイコットに揺れる、WBCの第一次登録メンバー候補34選手が発表された。候補選手はこちら。
 http://www.npb.or.jp/wbc/2009roster_1.html

 結構驚きの選出だ。

 まずは投手陣。若手中心でイキの良いメンバーという印象。特に先発投手陣では、成瀬の不選出が気になるが、それ以外は順当だろう。一方リリーフ陣には不安が残る。リリーフとしての実績が充分と言えるのは藤川と馬原ぐらい。サウスポーに至っては山口に頼らざるを得ない選出っていうのは、G党の僕から見てもちょっとおかしい。とはいえ、代わりに誰を選出するのかと言われても、パッと名前が出てこないのも事実。敢えて言うなら星野か岡島ぐらいか。いつのまに日本は左のリリーフ人材難の国になってしまったのだろう。

 次は捕手。日本が誇る2人の正捕手の一角であり、前回WBCベストナインにも選ばれている里崎が選出されていないのはどういうことか。阿部のケガの回復状況次第では、正捕手不在のまま大会を迎えることになってしまう。

 内野手では、日本の二遊間の一角である西岡の不選出が納得できない。代わりの正二塁手は片岡か。他には、個人的には今江を日本代表に復帰させてあげたいし、そろそろ鳥谷や田中賢を代表のユニフォームで見てみたい気もするが、このメンバーに割って入るほどでもないか。

 一方、外野手は、何故か亀井が入れちゃうほどの人材難。G党でありながらこんなことを言うのもなんだが、亀井を入れるぐらいなら、GG佐藤にリベンジの場を与えてあげた方がよかったし、福地の足を起用するという選択肢もあったはずだし、不足気味な右の好打者を補うと言う意味では、森本やサブローでも良かったのではないだろうか。

 木村拓、森野と続いたユーティリティプレイヤー枠だが、今回もその枠に内川が滑り込んだ。今年大ブレイクした内川は一塁手としてベストナインに選ばれているが、2007年は外野手として79試合出場、2006年は二塁手として60試合出場するほどのユーティリティプレイヤー。短期決戦の国際試合には欠かせない戦力だ。

 最後に、宮本と上原の代表引退により、誰がキャプテン役に就くかというところだが、野手では松中、小笠原といった実績充分のベテランが居るので心配なし。一方で投手陣ではベテランの域に達している選手では黒田、渡辺俊あたりだが、黒田は日本代表としての力は未知数、渡辺俊は実績充分も所属チーム内ですらあまり精神的支柱であるといった話は聞こえてこないだけに、少し心配。むしろ藤川あたりが引っ張っていくことになるのか。

 基本的にはこの中から6人の選手が外され、最終的に28選手で戦う今回のWBC。手に汗握る試合を期待したい。

2 件のコメント:

  1.  松井稼選手もTSUYOSHI…じゃなくて西岡選手も、岡...

     森本選手は…パ・リーグの監督ならうまく乗せて使いこなせるのかもしれませんが、ジャイアンツの監督では…選ぶことも無理かな。



     あ、山本昌サンも入っていない…(笑)



     で、ドラゴンズはチームとしてボイコットしたわけじゃないですよ!(まだ言うか、オレ(^^;)

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  2. >hiroshiさま

     西岡は落胆し、松井稼は激怒したらしいですね。僕に言わせれば、松井稼は何様のつもり!?って感じです。西岡ですら選ばれてないのに、松井稼ごときが選ばれるわけないだろと。



     山本昌が選ばれてないのは、当たり前だと思う気持ちと、残念だと思う気持ちが半々でした。

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