2008年12月6日土曜日

秘蔵映像食傷気味

 この時期になると毎年放送される音楽特番。一年を振り返るのに丁度いい番組なのだが、特にここ数年、番組中に秘蔵映像と称して、懐かしの映像を流すのが恒例となっている。

 最初の頃は結構楽しめたが、何年も同じ企画をやっていると、そこで出てくるミュージシャンは固定化されるし、貴重な映像の放出というよりは、むしろマンネリだ。

 ということで、先日放送されたFNS歌謡祭。全放送時間の4時間17分のうち、実に丁度60分間は古い映像を流していた。これは時間の無駄。放送時間を短縮するか、もっとたくさんのミュージシャンに出てもらうようにしたらどうだろう。(ちなみにCMは45分。)

 有線大賞もレコード大賞もFNS歌謡祭と同様に過去の映像を流す番組構成。そう考えると、あくまでも今年のヒット曲にこだわり、昔の映像に頼ることのないMステのスーパーライブが、とても素晴らしい番組に思えてくる。この番組には、この路線を守り、今の音楽にこだわった姿勢を保ち続けてもらいたいものだ。

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