愛の才能でのデビューは衝撃だった。その後、立て続けにDNA、1/2と大ヒットを連発すると、その後にリリースされた1stアルバムはミリオンセラーを記録。この頃社会人となり、営業担当として浜松市内を毎日営業車で回っていた僕は、常にこのアルバムが車の中にセットされていた。
そんな川本真琴が大阪でライブを行うということで、行かないわけにはいかない。会場の梅田クラブクアトロは小さなライブハウスということで、ミリオンシンガーという超大物が、表情がよく分かるほどの至近距離に居るのである。これだけでも興奮。
定刻の18時を15分ほど過ぎて開演。新しい曲を中心になるのかと思っていたら、いきなりお馴染みのイントロが流れる。2ndシングルのDNA。そして畳み掛けるかのように、1stアルバムから、LOVE & LUNA。まさかのセットリストに最初から会場の盛り上がりは最高潮に。
以降は近年の曲が中心。MCは若干とぼけ気味で、この日が休日であることをライブ直前に知ったとか、なかなかのキャラを見せてくれる。ただ、気になったのは、あまりライブをやっていないからなのか、ファンの方がライブ慣れしていない感じ。MCの時に、拍手したり、笑ったり、もう少しキャッチボールがあった方が、向こうも話しやすいと思うが。
最新作「願いがかわるまでに」収録曲では、振り付けがあって、ちょっとした新境地。正直、違和感を感じたが、それでも、彼女独特の歌声は健在。もともと、この独特の声が好きで彼女の魅力に惹かれたので、ライブ中、この何とも言えない、不思議な楽器のような声の世界にどんどん惹き込まれていく。
本編最後は、ギミーシェルター、1/2、早退というトップスピードのセットリストで終了。新しい曲もいいけど、やっぱり昔のシングル曲の方が、会場は盛り上がる。1/2なんて、もう何年も聴いていないはずだけど、自然と口ずさんでしまう自分がそこに居た。大ヒット曲である証。
アンコールの最終曲は、やきそばパン。これが聴けるとは思わなかった。明日の昼飯はやきそばパンにしようかな。会社の売店に売ってなさそうだけど。
ということで新旧織り交ぜたライブは終了。またツアーをやってくれるのなら是非行きたいし、次はもうちょっと新しい曲を聴きこんでから参加しよう。
M01.DNA
M02.LOVE&LUNA
M03.fish
M04.graduation
M05.アイラブユー
M06.ポンタゴ
M07.ストーリー (カバー Original by スカート)
M08.息抜きしようよ
M09.first flight night
M10.DEVELOP
M11.願いがかわるまでに
M12.TUNE
M13.ラメ (未発表曲)
M14.ギミーシェルター
M15.1/2
M16.早退
~アンコール~
EN1.That star in the vicinity of the moon
EN2.愛の才能
EN3.やきそばパン
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