2014年4月19日土曜日

規定打席のルールが変更になっていた

 規定打席=チームの試合数×3.1

 野球ファンなら、おそらく誰でも知っている常識だろう。そんな当たり前のことだが、本日、ドライブ中にラジオでナイターを聞いていたら、アナウンサーがこんなことを言う。

 「規定打席はチームの試合数×3.1で計算され、小数点以下は四捨五入します。」

 え?ちょっと待って。小数点以下は切り捨てでしょ?

 絶対におかしいと思って、調べてみたら、なんと、2009年に従来の切捨てから、四捨五入に改正されていたことが分かった。こちらから。

 「2009年度 野球規則改正」(後日追記:サイトリニューアルのため情報削除)(pdfファイル)

 ちょっと分かりにくいが、10.22(a)において、野球規則として小数点以下は四捨五入すると【原注】にそもそも書かれていたが、2008年までのルールでは【注】として、但し、我が国のプロ野球では切り捨てるとしていた。

 ところが、2009年度の改正で、上記【注】を削除すると共に、端数の扱いは【原注】に準ずるとしているので、これにより四捨五入が適用されることになったというわけだ。

 こんな重要なルール変更を、今まで知らなかったとは、野球マニアとしては恥ずかしい限りである。もっとも、現在の日本プロ野球は144試合制なので、最終的には四捨五入でも切捨てでも同じだけどね。

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