2020年5月8日金曜日

東海地方は電車の廃線が極端に少ないのか?

 先日、NHKで放送された「にっぽんの廃線100」という番組。タイトル通り、廃線になった鉄道の路線を紹介するという番組だ。

 特別、鉄道マニアというわけでもないのだが、隠れた観光スポットを紹介してくれる番組や、ガチャガチャしていない旅番組は好きなタイプの番組なので、地元に関する知識を得るという意味でも楽しみこの番組を鑑賞した。

 ところが、待てども待てども地元東海地方の路線が紹介されない。地域ごとに区切って紹介されていくのだが、「東海・北陸」ブロックになっても、紹介されるのはほぼ北陸の路線で、少し静岡の路線が紹介されるぐらい。結局、100の路線のうち、エピソード等を含めてしっかり紹介された約50の路線で、東海の路線はゼロ。それ以外のダイジェスト的に紹介された残りの約50路線の中では3つあり、自分自身が存在を知っている路線は「桃花台新交通ピーチライナー」だけだった。

 懐かしい名前と出会うことがなく、ちょっぴり拍子抜けだったが、考えてみれば、生まれてこの方、地元では色んな路線が開通していっているが、廃線になった路線は記憶にほぼ無い。それこそ、前述のピーチライナーぐらい。この番組では、全国で多くの路線が廃線になったことを取り上げていたが、その全国的な流れに反して、東海地方の鉄道事情は今もなお拡大傾向にあるということなのかな。

 もしかしたら東海地方って、全国的に見て、ある意味特殊な地域なのかも。そんなことを感じさせられた番組でもあった。

 「にっぽんの廃線100

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