2021年6月23日水曜日

ホームランダービーはどうあるべきか?

  MLBでは、オールスターの前日に行われるホームランダービー。大谷が日本人選手で初めて選出され大きな話題になっているが、同時に辞退者が続出していることもニュースになっている。MLB屈指のホームランバッターであるヤンキースのジャッジや、三冠王に向かって驀進中のブルージェイズのゲレーロが辞退。これは今年に限った話ではなく、近年は辞退者が多く、出場選手の中には、ホームランダービーに出るにしては少し見劣りするという印象を受けることもある。

 辞退理由の多くが、普段とは違うバッティングを強いられることにより、調子が狂うからというもの。それぐらいのことで本当に狂うのかと思うが、こればっかりは自分自身が野球経験者ではないので、よく分からない。

 仮にこれが本当だとして、ではどうあるべきなのだろうか。

 大前提としてMLBはワールドチャンピオンを目指して戦っているので、それに向けて選手第一で考えるべきだと思うので、選手が嫌がるようなイベントであれば見直さないといけないと思う。だが、一方でMLBは興業なので、ファンが求めるものは提供するべきだとも思う。また、150年近く続いているMLBということを考えると、一定のレベルで伝統を守ることも大事だろう。

 これらを総合して考えたときの自分なりの答えは見出せてないのだが、少なくとも現行ルールによるホームランダービーは2015年からだから、伝統という観点ではあまり固執する必要は無いように思える。また、観ていて単純に長く感じるので、少なくとも今のルールがファンが求めているものと完全に合致しているものでは無いようにも思える。

 何らかの見直しがあっても良いようにも思える。

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