東海地区で新たに立ち上がった夏フェス、FUNDAY PARK FESTIVAL。特にDAY2のラインナップがもの凄いのだが、ライブに飢えていたので、勢いでDAY1から参加してきた。
この日は終日雨模様。炎天下でバテバテになりながら完走するイメージを持ってチケットを取ったのだが、真逆で、時間帯によっては寒いくらいだった。一瞬だけ止む時間帯もあったが、ほぼ一日中、小降りになったり本降りになったりを繰り返す状態。おかげでマスクがずぶ濡れになり、口の周りが蒸れるような感触が気持ち悪かった。雨の中でのマスク着用はなかなかに過酷だ。
オープニングアクトはペンギンラッシュ。前日の大雨の影響で電車の本数が大幅に減便されており、その影響で到着が遅れたので、まともに聴けず。ちょっと残念。
このフェスは、ミュージシャンごとの入れ替えに時間を取る形で進行。間延び感はあるかなと思ったが、ちょうどいい休憩時間になったので、こういう形のフェスもいいかな。
ということで本編開始。一組目はSurvive Said The Prophet。初めて聴いたのだが、ONE OK ROCKに影響を受けたのかな。歌のうまさも含めて、かなり似ていた。
続いてtricot。歌はいいのだが、MCの進行がグダグダでヘタ過ぎた。まだライブ慣れしてないのかな。もちろん、ミュージシャンなので、歌が良ければそれで充分いいのだが、とは言え、ライブではMCで盛り上がるのも、重要な要素だと思う。
次はSIRUP。まあまあいい感じのHIP-HOP系。TOKAI SUMMITが健在なら、きっと呼ばれていただろう。
次はiri。この辺から名前を聞いたことがあるミュージシャンが登場。初めてちゃんと聴いたのだが、どことなくleccaに似てる。leccaのようにライブでのキラーチューンが欲しいところ。
続いてGLIM SPANKYが登場。有名どころということもあって、なかなか安定感を感じた。
トリ前はNulbarich。名前はとてもよく聞くが、ちゃんと曲を聴いたことが無かったので、この日、楽しみにしていたミュージシャン。サウンドは今風で、どことなくSuchmosを思い起こさせる。Suchmosのようなヒット曲が欲しいところか。
そしてヘッドライナーはORANGE RANGE。会場を一つに巻き込む存在感は、群を抜いていた。以心電信、ロコローションといったキラーチューンを次々と畳みかけ、会場は興奮のルツボ。正直、この時間帯は雨が降っていたか止んでいたか覚えてないですからね。もし、この日が炎天下だったら、この時間帯にスタミナが残ってなかった可能性があるので、結果的に雨模様が幸いし、最後に大爆発できた。ただ、敢えて要望を言わせてもらえるのなら、花とかラヴ・パレードといった、バラードの代表曲もやって欲しかった。以前にもORANGE RANGEを夏フェスで観たことがあるのだが、その時もこれらはやらず、夏フェスではバラードをやらないといったようなポリシーがあるのだろうか。
ということで、大興奮のまま大雨のDAY1は終了。伝説に残るフェスは、第1回を雨で迎えることが多い。このFUNDAY PARK FESTIVALも、名古屋を代表するフェスに成長していくような気がした。
DAY2に続く。明日は超ビッグネーム揃いですぞ。
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