2021年8月15日日曜日

FUNDAY PARK FESTIVAL 2021@モリコロパーク DAY2

  昨日に続き、本日2日目。昨日は微妙なラインナップと悪天候の影響からか、全体の30~40%ぐらいしか客が入ってなかった印象だったが、この日は最初から60%ぐらいの入り。

 その最初だが、混雑緩和を目的とした分散入場するのはいいが、会場に入場できる時間と、オープニングアクトが始まる時間が同じのため、当然オープニングアクトのOchunismは全く聴けず。もうちょっと配慮が欲しかった。

 ということで本編だが、この日は、とにかくビッグネーム揃い。まず最初は、地元出身ビッケブランカ。「Ca Va?」のイントロを使ってライブの告知をしたり、いきなりぶっ飛ばしてくれた。

 続いて、奇才・石崎ひゅーい。代表曲であり菅田将暉に提供した「さよならエレジー」も序盤に披露し、大いに盛り上げてくれた。

 次は、またまた地元代表の緑黄色社会。ヘッドライナー扱いでないのが不思議なくらい。この時間帯には、客入りも100%近くになり、会場の一体感もこれまでの時間帯とはスケールが全然違う。野外ライブの醍醐味溢れる時間帯となった。最後の「Mela!」は、個人的にこの日のハイライト。この曲の持つパワーは、凄まじい。

 興奮冷めやらぬままSCANDALの登場。正直、もう全盛期を終え、過去のバンドだと思っていたが、それはとんでもない思い違いだった。ベテランならではの安定感があり、そのステージパフォーマンスは圧巻。近年、ヒット曲には恵まれていないが、バンドとしての魅力は、むしろ上がっていると思う。

 続いて、大ベテランの小田和正が登場。いきなり「たしかなこと」から始まり、直後に「ラブ・ストーリーは突然に」という破壊力抜群のセットリスト。オフコース時代の「Yes-No」も飛び出し、まさか令和のモリコロパークで、こんな素晴らしい楽曲の数々を聴けるとは思ってもいなかったので、本来ならこれがこの日のハイライトになるはずだったのだが、いかんせん、声が全然出てなくて、サビの肝心なところがコーラスのみになることもしばしば。本人もMCで出直してくると言っていたが、年齢が年齢なだけにちょっと心配。そろそろ限界なのだろうか。

 そんな不安な気持ちも抱えながら、続いて登場したのがsumika。どの曲もキャッチーで、いわゆるグッドミュージックと言える楽曲が多い。この人たちの音楽を嫌いになる人は居ないと思うが、毒も無くクセも強くないので、極端にハマるということも無いのかも。そんな印象だった。

 そして最後は高橋優。別に悪くないのだが、せっかく名古屋で立ち上げたフェスなんだから、名古屋に縁のあるミュージシャンで締めて欲しかったかも。

 この日は午前中は雨模様だったけど、昼頃から雨はやみ、途中、陽が差してきて暑い時間帯もあったし、これ以上陽が差す時間帯が長くなるとマスクの部分が日焼けの跡として残りそうな感じだった。今後、コロナ禍でのフェス参加も増えてきそうなので、このマスク日焼け対策は、何か考えないといけないかなとも思った、フェス2日目だった。

 そんな振り返りもありつつも、音楽に満ち溢れた2日間は大満足のまま終了。やっぱり夏フェスは楽しい!

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