2023年12月23日土曜日

MLBのピッチクロックが更に短縮

  MLBは、これまで20秒だったランナーありの時のピッチクロックを、来シーズンからは18秒に短縮することを発表した。

 「Widening of runner's lane to 1B among rule changes for '24

 この記事で報じているルール変更の一番のポイントはスリーフィートラインに関するものだが、それよりも気になるのがピッチクロックの変更。どうしてこうも時間短縮をしたがるのか。

 まだルール変更して1年しか経ってないので、効果は充分に検証できてないと思うし、確かに今シーズンのMLBは試合時間が短くなってテンポが良くなったような気もするが、ピッチングが単調になって駆け引きを楽しめなくなったとも思っている。このあたりのバランスをもう少し考えてみた方がいいのでは?

 それよりも何よりも、毎年のように新ルールが導入されていて、新しいルールを導入すること自体が目的化しているようにも思える。何かをやらないと成果として認めてもらえないのは洋の東西問わず同じだと思うので、その気持ちは分からないでもないけど、もう少しファン目線を大事にしてもらえないだろうか。ファンが求めているのは加速する改革ではないと思う。

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