2024年4月8日月曜日

ストライダーとビーバーが長期離脱

 日米とも開幕したてだが、今日はMLBの方から立て続けに残念なニュースが飛び込んできた。ともにメジャーを代表する投手であるブレーブスのストライダーと、ガーディアンズのビーバーがヒジの靭帯の損傷で長期離脱とのこと。

 「Strider to see doctor after MRI shows elbow ligament damage
 「Bieber bracing for elbow surgery

 大谷もそうだが、とにかくここのところ、メジャーの投手は靭帯のケガが多すぎる。日本でももちろん同様のケガは発生しているが、メジャーほどは出てなくて、これはやはりMLBのシステムに問題があるとしか思えない。

 MLB選手会もこの事態を問題視されているし、MLB関連の各種報道でも、この問題はしばしば取り上げられていて、報じられている要因は、主に以下の4点があげられている。

1)中4日という過密日程(日本は基本的に中6日)
2)スタットキャストの発達により投手が必要以上に回転数を気にしてヒジに負担のかかる投げ方になっている
3)ピッチクロックの影響
4)滑りやすいボールがヒジにダメージを蓄積させる

 1と4については、今に始まったことではないので、ちょっと違うと思うし、3は逆に昨シーズンから導入された新しいルールなので、それよりも前から続いている、MLBでのヒジの靭帯損傷増加との相関は無さそう。となると、個人的には2の影響が強いように思える。

 日本でも、ここ数年、回転数について取り上げられるケースが増えてきている。数年後、この影響で戦線離脱する投手が増加してしまわないことを祈る。

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