2006年3月15日水曜日

話題の「誤審」

 今更、僕が語るまでもないが、WBCにてとんでもない誤審があった。

 誤審自体は、野球では珍しいことではない。人間がやることだから仕方がない。ただ、今回は一度下された判定が覆されたから話がちょっと違う。しかし、それもある程度は仕方ない。何故なら、敵地開催だからだ。敵地開催というのは、こういうことが起こる。なので、韓国のように圧倒的な力でねじ伏せる必要があるのだ。

 それよりも、今回の誤審騒ぎでWBCの様々な問題点が一気に浮き上がってきた。

 プレイヤーは最高レベルの選手が集まっているのに、アンパイヤは3Aクラスであること。国際試合にもかかわらず、当事国出身者がその試合のアンパイヤをやっているということ。このあたりからも、アメリカに真剣さが無いこと、フェアプレーの精神が無いことが受け取れる。

 今回の誤審は起こってしまったことであり、仕方の無いことだ。しかし、それにより浮き彫りになった課題については、次回開催に向けて真剣に取り組んでもらいたいし、上記2点は、解決することがそれほど大変なことという話ではないはずである。

0 件のコメント:

コメントを投稿