2006年3月22日水曜日

パ・リーグ順位予想 2006年版

 見事世界一に輝いたWBC。しかし、その余韻に浸っているヒマは無い。そう。今週末にはパ・リーグが開幕するからだ。そこで恒例の順位予想。自慢だが、昨シーズンは1位~3位と5位を的中させているので、今シーズンこそ全球団的中を本気で狙う。(昨シーズンの予想結果はそれぞれのリンク先をご覧下さい。)

1位:福岡ソフトバンクホークス
2位:西武ライオンズ
3位:千葉ロッテマリーンズ
4位:北海道日本ハムファイターズ
5位:東北楽天ゴールデンイーグルス
6位:オリックスバファローズ

 1位は今年もホークスで固い。城島とバティスタが抜け攻撃力は落ちたが、守りの面では的場が城島のアナを充分埋めてくれるし、何よりも斉藤・和
田・杉内・新垣の4本柱に隙が無い。松中・川崎のWBC組と松田・城所などの若手がうまく噛み合い、これまで以上に安定感のある強さを見せ付けてくれそう
だ。

 2位は西武ライオンズ。中軸が和田・カブレラ・中村・江藤と右打者ばかりなのがちょっと気になるが、世界のMVP松坂を筆頭に、パ・リーグ現役最
多勝の西口、そして安定感抜群サウスポー帆足の3本柱に死角が無い。細川・野田・ルーキー炭谷で争う捕手と、森・豊田が抜けたリリーフ陣に不安は残るが、
試合巧者ぶりを発揮し2位に食い込むと読む。

 3位は昨年アジアチャンピオンに輝いた千葉ロッテマリーンズ。李承燁・小坂・セラフィニといった優勝の立役者が次々とチームを離れたのが痛い。ま
た、実質2年目の西岡・今江はWBCでの大活躍はあったものの、各チームに警戒され丸裸にされるだろう。さらには31年ぶりの優勝を達成したということ
で、ある意味燃え尽き症候群的になっている心配もある。

 ここまでがプレーオフ圏内。今年も、3位にさえ入れれば優勝の可能性があるという意味不明なプレーオフ制度が継続されるということで、非常に残念ではあるが、この中では一戦必勝の戦い方を熟知した里崎を擁する千葉ロッテが優勝に一番近い位置にいると思う。

 4位は北海道日本ハムファイターズ。良くも悪くも昨シーズンと比較して戦力の変動があまりないが、2年目を迎えるダルビッシュにさらなる飛躍が見られれば面白い存在になるだろう。2,000本安打まであと33本と迫った田中幸にも注目だ。

 5位は名将野村監督を迎えた東北楽天ゴールデンイーグルス。岩隈の調子が上がってきていないのが気になるが、調子を取り戻せば一場と形成する2本
柱が冴えわたるだろう。フェルナンデスとリックの元ロッテコンビの加入で打線に厚みが出てきたので、昨シーズンのような惨敗は無いはずだ。

 最下位はオリックスバファローズ。デイビーとセラフィニの加入はあったものの、投手陣を引っ張るべく日本人の先発投手は川越が目立つ程度。清原と
中村の加入により打線に破壊力が加わったが、二人ともケガがつきまとう選手のため、フルシーズン働けるかというと疑問符が付く。

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