2006年3月16日木曜日

向こう30年はかなわないな(笑)

 勝てばほぼ準決勝進出が決まる大一番。結果は、ご存知の通り2-1で韓国が競り勝ち、準決勝進出は絶望的となった。まだアメリカ-メキシコ戦の結果次第では日本の準決勝進出の可能性が僅かに残されているが、それは他力本願というもの。素直に惨敗は認めなければならない。

 1次予選と合わせて、日本は3敗。その全てが1点差だ。まさに紙一重。しかし、随分と分厚い紙一重にも感じる。

 言い訳を探せばいくらでもある。アメリカ戦における「疑惑の判定」。韓国戦でも観客との接触による落球があった。しかし、そういうことを言っている場合ではない。

 今回の敗戦を活かし、どうすれば世界に勝てるかということを、野球界がもっと真剣に考え、できることはすぐにでも取り組んでいくことが重要だと思う。例えば使用球の統一は、すぐにでもできるはずだ。

 また、王監督が会見でも言っていたが、ここ一番での執念みたいなものをいかに搾り出すかといった点で、日本は劣っていると感じざるを得ない。そういったメンタル的な面を鍛えるような仕組などを作ることも必要となってくるだろう。

 WBC自体にも審判問題などいろいろと課題山積ではあるが、日本野球界も課題山積。そんなことを感じた2週間だった。

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