日本三景。言うまでも無く、天橋立(京都府)と松島(宮城県)と宮島(広島県)である。このうち、天橋立は行ったことがある。松島も、ちょっと微妙だが一応行ったことがある。しかし宮島は上陸したことはあるが厳島神社に行ったことがなかったので(じゃ、何しに行ったんだ?)、夏休みを利用して行ってみることにした。
宮島へ渡るには、JR山陽本線の宮島口駅か、広電(路面電車)の広電宮島口駅の目の前から出ているフェリーを利用する。フェリー乗り場の手前では名物のアナゴ飯を販売する「うえの」が人気を集めており、やはり抑えるべき点は抑えようと思い、これを食べながら宮島へ渡ることにした。
けっこうなボリュームである。フェリーの所要時間は約10分。この時間内に掻き込むのはちょっと大変だ。
それでも何とか完食して、上陸。すると目に飛び込んできたのはこんな動物だ。
奈良か?
どうやらそうではなくて、宮島でも昔から神の使いとして鹿を大切にしてきているらしい。
当日はあいにくの雨模様ではあったが、それでも松並木から姿を現す厳島神社と、神の島と言われる島の雰囲気は、日本三景と呼ばれるに相応しいものだと感じた。天橋立のように、どこかのビューポイントから見る風景が絶景だというよりも、宮島は島全体の雰囲気をもって日本三景の一つに数えられていると言っていいだろう。
ところで、厳島神社といえば、大鳥居から本殿までが海に面しており、満潮時は本殿まで水につかり、干潮時は大鳥居まで歩いていくことができるところが、大きな特長であり神秘的なところだ。
ところが、満潮時刻・干潮時刻を事前に調べずに行くと、その様子を拝むことはできない。
以下が、干潮ではない時間帯の大鳥居。これはこれで、海の上に鳥居があるので一軒の価値はある。
以下が、満潮でない時間帯の本殿。微妙な風景である。
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