2006年8月3日木曜日

CDレビュー 倉木麻衣「DIAMOND WAVE」

 倉木麻衣の6枚目のオリジナルアルバム「DIAMOND WAVE」がリリースされた。デビュー7年目でベスト版もあわせると7枚目のアルバムリリース。けっこうハイペースだ。

 今回のアルバムはシングル3曲を含む11曲入り。その内容は、R&B調のもの、アップテンポなもの、そしてミディアムバラードと彼女の魅力が余すことなく詰まっていて、安心して聴くことができるとともに、とても満足できるものになっている。もちろん、これまでのアルバムと同様に最後の曲は、ライブでじっくり聴きたくなる壮大なバラードだ。

 その中で、僕が一番気に入ったのがM5「Growing of my heart」。お馴染みのシングル曲がアレンジを変えて収録されているのだが、このアレンジがすごくかっこいい。シングル曲がアレンジを変えてアルバムに収録されるということはよくあることだが、元のバージョンの方が良く聴こえるということが多い。しかし、これは違う。オリジナルバージョンにあった疾走感は残しつつ、ビートの効いたロックテイストが加えられ、絶妙なかっこ良さが出ている。こういうリアレンジなら大歓迎だ。

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