2006年8月5日土曜日

G戦観戦記 「ついに最下位転落」

 4日の東京ドームの横浜戦に行ってきた。結果は2-1で惨敗。最下位決定戦らしく内容もイマイチだった。

 吉見とグローバーの先発。打撃戦が予想されるも、ピッチャーがいいのか、打線がひどいのか、とにかく投手戦。YB吉村が豪快な一発を放てば、Gディロンがお返しのラッキーパンチの一発。8回には横浜がビッグチャンスを作りかけるも小池の暴走で、結局は金城のテキサスヒットによる1点のみ。

 ところが、この1点が決勝点となり、あとはクルーンが155km/h超の速球と140km/h台の変化球であっさりと三者三振。終わってみれば、Gのヒットはディロンの一発のみ。何ともお寒い内容だ。

 思えば、巨人はここのところFAで大砲を集めまくり一発に頼る打線になっていた。しかし、それでは勝てないということで、今シーズンはFAで集めた大砲を一斉放出。その結果、全く打てないチームになってしまった。これは、ここ数年、投手力と機動力低下が著しかったため、ドラフトでその点を重点的に補強した結果だろう。

 ドラフト戦略はある程度の効果を得て、先発では内海や西村が台頭。リリーフでは林や真田が安定したピッチングを見せている。また、打線では矢野や亀井が守備に走塁に力を発揮している。

 ところが、生え抜きの大砲は育ってきてないし、ファームでも、その芽が出てきてない。これは、松井に頼りきって、その後継者を育ててこなかったツケがまわってきているということだと思う。

 チームの軸となり得るのは、やはり生え抜きの大砲だ。今こそじっくりと大砲を育てる時期に来ているのだと思う。

 ちなみに、これが今シーズン6回目のG戦観戦。そして、その成績は1勝5敗。ひどい勝率だ。

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