2007年2月12日月曜日

さすが八方尾根である

 予定通り1泊2日で八方尾根に行ってきた。しかし、2日間で今回ほどコンディションが変化することも珍しいだろう。

 1日目はとにかく晴天で気温もグングン上昇。何しろ、せっかくスタッドレスタイヤを履いたレンタカーを借りたのに、駐車場に到着するまで雪道を走ることがなかったぐらいの暖かさ。当然、ゲレンデは完全にシャーベット状態。コース整備もままならず、お気に入りのリーゼンコースはデコボコ状態というか、完全にコブ斜面。しかもかなり深いコブ。晴れて明るい分、斜面の様子が見えやすいため、それなりに滑りやすかったが、それでも暑いがゆえにちょっと滑るとすぐに汗だく状態。リフトに乗っているときはあまりの暑さにグローブを外していたほどだ。さらには、ゲレンデ以外の部分は雪が解けて山肌が姿を現しており、そんな山を見てテンションも下がり気味。何だか春スキー来ている気分になっていた。

 ところが、2日目は一転して気温はぐーんと下がり、しかも大雪。車に積もった雪を見る限りおそらく数十センチは積もっただろう。おかげで、山は一面の銀世界。もちろん雪質バツグン。この日のうちに名古屋に帰らないといけないため、午前中のみで切り上げたが、それでも充分楽しめた。いかに暖冬と叫ばれていようとも、やはり雪山が本気を出すとしっかりと積もるということだ。さすがは八方尾根である。おかげで、帰り道ではスタッドレスタイヤも少しは活躍することができた。

 それにしても、近年スキー人口の減少が叫ばれているが、今回の八方尾根を見る限りでは、それを全く感じなかった。むしろ、例年よりリフト待ち時間は長いように感じたし、ゲレンデも混雑しているようだった。もっとも、例年は1月の3連休に来ているのに対し、今年は2月だったので、その差なのかも知れない。

 あと、心配していたリーゼンコースの昼間帯クローズの件だが、今回は特にクローズしているようには見えなかった。ただ、時間帯の明記はなかったが、2月13日以降、コース整備のために一時的にクローズするケースがあるという内容の案内を見たので、もしかしたらこの情報の一部分が抜け落ちて僕の耳に入ったのかもしれない。

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